派遣契約から正社員になれないから辞める,転職する
正社員になりたい理由なんて決まってますよね。
いつ契約が切られるか分からない不安定な雇用では将来のことが不安でしょう。
経済的に不安定で結婚して家庭、子供を持つなんて無理。
しかしながら、企業の方も、安い人件費を手放したくないことも事実です。
そうは言いつつも、正規雇用労働者は、平成26年までの間に緩やかに減少していましたが平成27年に8年ぶりにプラスに転じ、4年連続で増加しています。
あなたも契約社員から、正社員に登用される可能性はゼロではありません。
契約社員から正社員登用は嘘?
目次
あなたの勤務先で契約社員から正社員に雇用された前例はありますか?
3年間働いたら正社員にしてやる!なんて言いつつも、社内規定で年齢や学歴、性別などで弾かれて、いつまで経っても契約社員のまま、なんてケースも多いようです。
契約社員から正社員に雇用された前例がない会社では、いくら頑張っても、あなたの働きは正当に評価されません。
いつまで経っても使い捨ての労働力としてしか扱われることはないでしょう。
正社員になれない会社にしがみつくのは、もうやめにしませんか?
派遣社員としてのキャリアをいくら積み重ねても、意味がない、価値がないことに、あなたも気づいているはずです。
「未経験歓迎の求人」を探すと上手くいく可能性が高いです。
派遣社員の実態?退職した後の対応
工場派遣、同じ会社で時給が違う
喫煙所のベンチに腰掛けてタバコを吸っていた時のことです。向かいのベンチに座っていた派遣社員の人に話しかけられました。この人は50代の男性で今の工場での三交替の現場に20年以上もいるベテラン選手です。
そこで唐突に、「隣の課にいる、XXXXってヤツのことを知ってます?」と聞かれました。私が、「イヤ、知らない」と答えるて、「ふー」と大きなタメイキをつくのです。
、
「どうか、しましたか?」と訊くと、名前の出た派遣社員の人とは同じ派遣会社なのですが、時給が二百円ほど違うのだという説明が返ってきました。時給が二百円違うといっても自分の方が高いのではなく、自分の方が給料が安いのです。
何かの話題で、彼と時給のことを話すことがあったのですが、同じ派遣会社で同じ派遣先の会社で似たような仕事をして自分の方が給料が安い。やる気が無くなったというのです。たかが二百円ではないか、と思うかもしれませんが、これが1カ月になると6万円くらい違うのだというのです。
この時給の話を聞いてから一気にやる気が失せたというのです。「では、派遣会社に理由は何故なのか、問い合わせてみたらどうですか?」と私は返答したのですが、「いや、いいやめておく」と力なく、彼はつぶやくようにいいました。長いものには巻かれろ、ということでしょうか。人を使う派遣会社にしてみれば安く使えて何も文句を言わないヒツジのような人間は使いやすくて仕方がないでしょう。
しかし、自分の労働の対価が納得のいかないものであれば、何らかの行動を起こすべきではないでしょうか。この時給の安い派遣社員は、自分が良いように使われている、搾取されていることに、もっと憤慨して抗議するべきではないでしょうか。
派遣会社に舐められて更に時給を下げられたら、どうするのでしょうか。こんなことを言うと失礼かもしれませんが、所詮、派遣社員です。正社員ならともかく使い捨てにされる運命の派遣社員なのです。私ならケンカのひとつもして、新しい派遣会社に登録します。
ここ、なんか良いそうです。
派遣社員と守秘義務違反
しばらく前に話題になったこととして、銀行や証券会社の窓口スタッフが芸能人のお客さまについて、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルネットワークサービス、SNSで秘密を洩らしたということがありました。
「芸能人のXXが来た。預金残高がXXX円」とかいうヤツです。
当然ながら、これは守秘義務違反に相当します。裁判でも起こされて訴訟になれば確実に敗訴でしょう。ツイッターは炎上したといわれています。
この銀行の秘密を漏えいした人間は正社員ではなく派遣社員だったといわれています。
当然、クビになりました。
ホテルやレストランのスタッフでも、そうです。芸能人のXXという俳優とXXという女優が二人でやってきて、お酒を飲んでる、この二人はやっぱり、、、、なんてことをネット上に写真付きでアップしている人もいます。
当然、これも守秘義務違反にあたります。
そして、こうしたウェブ上で守秘義務違反をしている人には失礼かもしれませんが、圧倒的に派遣社員が多いです。もしかしたら、最初に業務を始める前の社員教育で、この辺のことをしっかり説明されなかったのかもしれません。
あるいは正社員との賃金格差に馬鹿らしくなって、このような行為に及んだのかもしれません。
最近では名門の老舗ホテルでも、一部上場の銀行などの金融機関でも、人件費を抑えるために派遣社員や契約社員、アルバイトを大量に採用していたりします。
それとともに仕事というか、サービスの質が落ちてきているように感じるのは私だけでしょうか?
派遣社員の人にしてみれば同じ仕事をしても、給料は遥かに安いわけです。「やってらんねー」という風になるのかもしれませんね。
サービスを提供する企業側も人間を使い捨てにするのではなく、永続的に顧客との信頼関係を築けるように、従業員を育てる方向で企業経営をして欲しいものです。
短期的な利益ではなく長期的な利益と言う観点から見ると、こちらの考えの方が合理的なように思えるのですが、どうでしょうか?
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学歴差別
派遣社員の健康
一緒に仕事をしている派遣社員の人がいる。50代の男性である。前歯は既に二、三本しか残っていない。話すと口臭が鼻につく。
この派遣社員の人で気になるのが、いつも空咳をしているのだ。肺が悪いのであろうか?咳をしながらでもタバコはやめない。食事は三食すべてコンビニ弁当である。交代勤務なので睡眠時間を含めた生活リズムは不規則と、健康に良さそうなことは何一つない。仮に、この派遣社員の人が肺に病気を持っていて空咳とともにウィルス、あるいは何らかの菌を撒き散らしていたらと考えると、非常に気持ち悪い。彼は自分の健康が気にならないのであろうか。
身寄りのない派遣社員
冬場の夜勤はひどい。23時くらいに通勤のため国道を走っているとカミナリが光った。クルマを運転していても吹雪で前が見えない。ギアを2速に入れてゆっくりと走る。
冬場は自転車で通勤している派遣社員の人も派遣会社の送迎バスで通勤している。この人は30年ほど九州の実家に帰っていないという。
それで、この派遣社員の50代の男性であるが、先日、体調不良を理由にして仕事を休んだ。訊くとアパートの二階の階段から転げ落ちて頭を強くぶつけたという。ちょうどその時、心臓が苦しくなり締めつけられるような感じがしたという。
メガネも割れてしまい最悪だったという。
それで、この派遣社員の人が言うには、自分が死んだら救急車を呼んで、すぐに霊柩車を呼んでくれとのことであった。
既に身寄りというか、付き合いのある親族はいないのだという。葬式も必要ない。無縁仏だと自分で言っていた。
学校の教師から派遣社員に
かつて学校教師をしていたという派遣社員がいる。小学校の先生だったという。学校教師をやっている時に何らかの精神病、うつ?になり頭が壊れてしまったという。教員資格を持っているくらいであるから、当然、大卒である、
国立大学を卒業しているという。モンスターペアレントの問題などもあったのかもしれない。
今では脳の壊れた人間らしく動物、カバのような顔をして発ガン性のあるプラスチックの粉塵にまみれて仕事をしている。
押出成形、射出成形機のマシンオペレーターの仕事である。
この仕事は、二交代制の交代勤務である。大学を卒業するとき、彼は将来、自分が3K職場で派遣社員として働くことになると僅かでも想像したであろうか。全くなかったのではないか。彼にとっては大卒や教員免許は自分の人生にとって何の意味もないものになった。ヘルメットが蒸れるのか、ストレスのためか、遺伝のためかは不明であるが、若くしてツルッパゲである。派遣社員にもいろいろな人間がいるものである。
派遣社員の復讐
クビにされた腹いせに後日、会社が休みの土日に事務所にやってきて備品を壊し、金目になりそうなパソコンやテレビを盗んでいった派遣社員がいる。月曜日に出勤して現場を目撃したスタッフは青ざめたそうである。何しろパソコンがないと仕事が出来ない。大事なデータが不明になる。直ぐに警察に被害届けが出されたが逮捕にはしばらく時間がかかったそうである。パソコンがない間は、どうやって仕事をしていたのであろうか。
この解雇された派遣社員の気持ちは分からないではないが、長い視点で見た時に自分が不利になることが、分からなかったのであろうか。あるいは分かっていても腹いせをしなければ気が済まなかったのか。この一件以降、入り口の守衛のチェックが厳しくなった。
会社に入るときは必ず守衛に社員証を提示しなければならなくなったのである。朝の忙しい時間帯に、いちいちサイフから身分証を取り出して守衛に見せなければならないのも面倒であるが、再発防止のためと称して現在でも出社時の身分確認は行われている。
本当の意味での再発防止策は派遣社員を雇わないことではないか?と言ってみたが非現実的であるとして一笑に付された。
ところで、この派遣社員は、一体どんな理由で解雇されたのであろうか。仕事が遅かった?間違い、失敗ばかりしていた?興味はあるのであるが、会社内で、この一件について、これ以上、詮索することは憚られる雰囲気がある。こうなると余計に興味が湧くのであるが。
工場で働いていると派遣社員の人と接することが多いものです。それで、この派遣社員の人ですが、契約が切れたとかで、仕事を覚えたころ、慣れたころに辞めて行ったりします。それで、急に辞められると残った人間で欠員対応をしなければなりません。交替勤務の場合は、前班が後残業を4時間、後班が前残業を4時間行うことで合計8時間つなぎます。
管理職である事務所スタッフは、現場の人間が何時間残業しようとも関係ない、どうでも良いと思ってますから、現場の人間がいくら身体がひどくても平気です。現場と事務所では同じ会社のはずですが、まるで別の会社のようです。こうした残業を新しい派遣社員が入るまで続けなければならないのです。しかも、新しい人間が入ってきても使い物になるとは限りません。「仕事が合わない」という理由で2日ほどで辞めていく人間も多いものです。
仕事で失敗
派遣社員の人が仕事で失敗したらしい。連帯責任ということで、私にまで後始末の依頼がきた。依頼というか命令である。それで肝心の失敗した本人は知らぬ顔である。腹が立ったので問い詰めると、実はその失敗は派遣社員の人がやったものではなく上司がやったものらしい。自分の失敗を人に押し付けたのだろうか。何ともおかしな職場である。
韓国人の派遣社員
派遣社員で来ていた韓国人の若い男と一緒に仕事をしたことがある。ちょうどフジテレビが韓流ブームなどと謳っていた頃のことであった。ワーキングホリデーで日本に来たと言っていた。私が学生の時にはワーキングホリデーは日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの四ヶ国であったが彼の時代には韓国も追加されたそうである。
通常、派遣社員の通勤は派遣派遣会社の送迎バスか、各自が自転車ないしは自分のクルマで通う。しかし、この韓国人は日本人の彼女に送迎をさせていた。
普通、日本人の派遣には箸が持てないとか、五までしか数えることが出来ないとか、おかしなヤツが多いものであるが彼は利口であった。大卒だと言っていた、
あまりにも利口なので、「北朝鮮のスパイ」ではないかという噂も立ったほどであった。
軍隊ではソウルに駐屯していたという。鼻と仮性包茎の手術を高校生の時にしたという。軍隊では顔を殴られないように気をつけていたそうだ。鼻が曲がると大変なことになるからである。
彼とは、しばらくミクシーでつながっていたが、いつの間にかミクシーは退会していた。一緒に仕事をしていた中国人も彼のことを訝しく思っていたようである。
もしかしたら本当に「北」の人間だったのかもしれない。まだフェイスブックが普及する前の話である。彼の趣味はサイクリングで、休日には近くの山道を走っていたそうだ。広島旅行に行ったときには同じ班の皆に広島の土産を買ってきていた。
休憩時間には日本語の勉強をしていた。とても流暢に日本語を話した。なんでもハングルと日本語は文法が同じなので覚えやすいのだとか。そんな日本語を流暢に話す韓国人であったが、ザジズゼゾの発音ができなかった。ヤマザキさんと発音できずにヤマジャキさんと言っていた。ところで民法テレビの女子アナウンサーにもザジズゼゾを正確に発音できないものがいるようである。こうした人間を見ると日本人ではなく韓国人のようである。NHKにもいるようだ。
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