押出成形、射出成形機のマシンオペレーター求人

プラスチック製品を作成する押出成形、射出成形機のマシンオペレーターの仕事は一人前になるまでに、個人差はあるものの3年はかかると言われるほど熟練技、職人技術が必要とされる仕事です。プラスチック樹脂原料、コンパウンドを押出成形機から押し出し、ノギスで形材の正確な寸法を測定、目視、ルーペで色調が合っているか否かを検査するという職種です。

当然のことながら色盲、色弱の人には難しい職種です。求人票に「色盲、色弱不可」と記載されていないから、といって応募、採用されるなんてことになると後でひどい目に合うので注意が必要です。

押出成形機の場合ですが大まかに言って、二軸と単軸があります。単軸の方が単純な形で二軸はより複雑な形状のため、一般的には二軸のマシンオペレーターの方が技術的には難しいとされています。また樹脂プラスチック原料も、リケンテクノス、昭和化成工業、大日精化、三菱化学,サンアロー化成など、いろいろなメーカーから製造、販売されています。メーカーごとに特徴はあるようです。

こうした樹脂プラスチック原料、コンパウンド材ですが、中でも、やはり特に成形が難しいのは木粉入りのプラスチック原料かもしれません。主に建材メーカーで使われることの多い木粉入りの原料は木目を出すために本物の木材の粉末が配合されています。

少し古いタイプの押出成形機の場合、実際の作業に入る前に数時間、乾燥機に入れて木粉に含まれる水分を飛ばす必要があります。乾燥時間が短かったり、シード材である木粉入りプラスチックとベース原料との配合の仕方を間違えたり、撹拌機で原料を混ぜる時間が短かったりすると、フクレやヒケ、肌荒れを起こしたりするものです。また温度調節ひとつで木目の出方が違うので経験がモノを言う世界かもしれません。

さらに原料については生コンパウンド原料を使うか、リサイクル品である粉砕原料を使うかで流れ方も違います。また撹拌機については新潟のマゼラー産業機械社のものが使われることが多いようです。

また、通常、成形機の機械は24時間動かすことになるので交替勤務で操業することがほとんどです。夜勤手当、交替手当の厚い会社であればオカネは貯まるかもしれません。

現在は大手建材メーカーなどでは人手が不足していると言われています。
仮に新卒の人間を入れても一人前になるまでに3年かかるのです。出来れば即戦力の経験者を雇いたいというのが採用する企業側の本音ではないでしょうか?

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