パワハラ 言葉の暴力

かつて私はオフィスの中でリンチを毎日のように受けていたことがあります。リンチと言っても殴る蹴るではありません。言葉の暴力です。何十人かいるオフィスに響き渡るデカイ声で上司であるマネージャーから毎日罵倒され続けるのです。同じ会社の人間だけではなく別の会社の人間、取引先の人間などがオフィスにいても、お構いなしです。この会社はパワーハラスメントが横行している会社です、と大きな声でアピールしているようなものですが、この上司は平気でした。

職場いじめが深刻化する、きっかけとなったのは新人として新卒で入社した会社で、仕事でひとつ失敗をしたことでした。しかし、この失態が致命的でした。ひとつの失敗を根に持ち、毎日怒鳴られ続けるのです。私の前任者もパワーハラスメントを同様に受けていたそうです。

新人がひとつヘマをしたという理由で毎日パワハラ、言葉の暴力を受ける、まるで一斤のパンを盗んで日陰者になった、「ああ無情」の主人公、ジャン・バルジャンになったような気分でした。


このパワハラ上司は会社では、かなり勢いのある人で営業成績も毎月、抜群の数字をたたき出していました。支店では支店長、次長の次のナンバー3のポジションでした。職種が営業である場合、数字の良い人間、営業成績の高い人間は何をしても許されるような雰囲気がありました。

新人の私は当然、営業成績は下位です。成績の悪いものが上位のものに意見を言えるわけもなく、新人の私に反抗など出来るはずもなく、ただ毎日、嵐のような罵声に身をすくめ続ける日々でした。この上司に新人である私を育てる意思がないことは明白でした。潰しにきたのです。周囲の評判では、このパワハラ上司は新人つぶしを得意とする人だったようです。

周囲の人間は誰も助けてくれません。助けたくてもナンバー3の人には逆らえません。

結局、孤立無援の状況で、ただただ次の人事異動で、この上司と離れることを待ち続けるだけでした。まったく生産性のない状況です。結論から言うと私が左遷される形で、ようやくこの上司と離れることが出来ました。合わない上司と離れるには敢えて左遷されてみるのも良いかもしれません。
しかしながら、左遷された場合、将来的な昇進、昇給にも少なからず影響があるはずです。
面倒なことを言わずに転職した方が良いかもしれません。結局、私はそれからしばらくして会社を辞めて転職することにしましたから。自分としては正解だったと思っています。

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