ボーナスの出ない会社

普通の会社と言ったら失礼かもしれませんが、まともな会社ではボーナスが年間2回出ます。金額の多寡は別として賞与が出るものです。

もし、あなたがボーナスの出ない会社に勤めているとするならばボーナスの出る会社で働いている人が、正直な話、うらやましいはずです。

特に多いのが下請け会社,協力工場、外注工場で働いている場合です。親会社の従業員と同じ仕事をしていても給料も安いし、ボーナスも出ない。出たとしても非常に小さい金額で「こんなに少ないボーナスだと何も買えないじゃないか」とボヤキたくなるかもしれません。

良く考えてみると、こんなアホくさい話はありません。人間として特に優劣があるわけでもないのに、同じ仕事をして、銀行口座に振り込まれる金額に差があるのです。

あるいは派遣社員も、このパターンに当てはまるかもしれません。ただでさえ理不尽な扱いをされることの多い派遣社員ですが、正社員の人たちが職場集会でボーナスのことについて説明があったよ。なんて言われたら釈然としないものを感じるのではないでしょうか?

たかだか年二回と、あなたは思うかもしれません。
しかし、これが何年、何十年と積み重なったら結構な金額になるはずです。一生涯を通してみれば
家一軒分くらいになるかもしれません。人生の時間を無駄にしないためにも、せめてボーナスの出る会社に転職しませんか?


⇒転職シミュレーションをやってみる


 

 

 

ボーナスの出ない会社は斜陽産業の業種なのか?

かつて、日本では石炭や鉄鋼が花形産業と言われていました。しかしながら、今の時代に石炭が成長産業という人はいません。北海道の夕張や北九州の炭鉱のあった街の衰退ぶりを見れば、時代がどういう風に移り変わって来たかが、一目瞭然です。

かつて、世界市場をを席巻した「MADE IN JAPAN」の一角であるシャープニコンのリストラも記憶に新しいところかもしれません。かつては成長産業であったとしても時代や環境の変化に対応できないならば、すぐにでも衰退産業の仲間入りをしてしまうのが、今の21世紀の時代です。

ついては、良く考えて欲しいのですが、あなたが今現在、働いている会社の業種は成長産業ですか?それとも衰退産業ですか?

自信を持って「成長産業です!」と言い切れるならば良いのですが、そうでないならば転職を考えるべきではないでしょうか?

沈みゆく船に乗っていても溺れるだけです。たとえ勤務先が大企業であったとしても安閑とはしていられません。タイタニックだって沈むときは一瞬です。

error: Content is protected !!
PAGE TOP ↑