中間管理職のストレス

中間管理職のストレスといえば上司との折衝、毎月、毎月課せられるノルマの他に部下の取り扱い、対応があります。私の部下に適当に手抜きをしているのか、アタマが抜けているのかは分かりませんが、出した指示の仕事に、いつも穴がある部下がいます。

3つの仕事を頼んだら２つしか完了していない状態で、涼しい顔をして帰宅しようとします。たまになら解るのですが、毎回そうです。どうも、ワザとやっているのではないかと疑いたくなるような仕事ぶりです。自分の仕事の穴は誰か他の人間にやってるもらえば、それで良いと考えているような感じです。おまけに年上の部下なので非常に使いにくいです。穴を指摘すると露骨に嫌そうな顔をします。自分的には、こうした部下はクビにしたいのですが、それもなかなか難しいような状況です。

それと来月から異動が確定しているパワハラ上司ですが、これで最後だという考えなのでしょうか？後続の人間に、それとなく嫌がらせをしているようです。必要な引き継ぎをしなかったり、言わなければならないことを、敢えて言わなかったり、小言を言ってみたり、根性のひん曲がった人間は、どこで何をしても、こんなものです。しかしながら、流石というか、やっぱりというか細かな数字の間違いに気付くところはベテランの領域だと思います。

それから、偉いさんが、明日の午後に見学にやってくるというので事務所スタッフ一同で大掛かりな掃除をしていました。こういうことは出来るだけ、私が夜勤シフトに入っている時にやって欲しいものです。

ところで周囲の足を引っ張っている同僚ですが、また伝票の受け取りで間違っていました。何回、言えば分かるのでしょうか。彼の仕事ぶりは実に杜撰です。面倒なことは自分以外の人間にやらせておけば良いと考えているようです。

文句ばっかり言うヤツ、人の足を引っ張ってばかりいるヤツ、もう諦めたヤツ、負担は全て私のところに来ています。中間管理職のストレスとは、こういうものでしょうか？

また、今日は本社から重役の出席する発表会、プレゼンが午前中にあるということで、皆、ピリピリしていました。派遣社員で入社して正社員になった女性従業員が実質的に、今回の発表会を全て取り仕切ることになりました。

パワーポイントでの資料の作成、説明原稿、ほとんど一人でやったらしいです。発表会、プレゼンは無事に終わりました。本人も周囲の人間も派遣社員から正社員になった甲斐があったというものです。それで、この人にはアシスタントが一人ついています。女性スタッフなのですが、中堅どころの社員に事務所の女性スタッフが１日、2時間くらいついて研修を受けているのです。高卒で入社したので、まだ19歳のはずです。汗くさいオッサンについて現場の仕事について説明を受けているのです。オッサンが、プロのお店で未成年と関わったら犯罪ですが。

中間管理職の悩み、苦悩

中間管理職の悩みのひとつに部下の取り扱いがあります。

部下が失敗しました。その失敗のために部下は始末書を書き、上司はマニュアルを作りました。しかし、部下は同じ失敗を再び繰り返しました。二回目です。同じ失敗を繰り返した原因はマニュアルに書いてある通りに業務を行なわなかったためです。マニュアルが無くても失敗するし、マニュアルがあっても失敗する。

こうした手の付けられないバカな部下はクビにしたいものです。早く代わりの人間が入ってこないでしょうか。

さらに、そのバカな部下が仕事を放り出して帰ったらしいのです。引き継ぎの人間がボヤいていました。掃除は一応したけどゴミは捨てていない。片付ける約束の書類は2日も放置したのまま、仕事に使用するものは全てです。理由を問うと「同僚が帰ろうと言ったから、一緒に帰ることにした」のだという子供のような理屈です。追い出し部屋のある会社なら、まず真っ先に放り込まれるでしょう。

そもそも、この部下はどこの部署でも使いものにならなくて、回り回って私のところにやってきた人間です。

こうした人間はクビにして組織の新陳代謝をはかりたいところですが、労働組合の問題などで、そんな簡単なわけには行きません。こうした部下の対応をするだけでストレスがたまります。

やる気のない部下

誰かがやるだろうと考えて何もしない部下。こんな部下は家畜の如く扱うしかないのでしょうか。こちらでルールを決めてやらなければならないのです。なにしろ自分たちではルールを決められないのですから。放っておくと職場が動物園のような状態になってしまいます。

毎日の業務として日課になっている棚卸しの書類がありませんでした。どこを探してもないのです。　　事務員の女の子が用意し忘れたのです。その旨を告げると「申し訳ありません」という返事が返って来ました。パソコンにエクセルのデータが入っているので、それを印刷するだけなのですが、データのあるファイルの場所が分かりませんでした。

なので、事務員の女の子がボタン操作を二回するだけで印刷できるようにしてくれました。それでも、出来ない連中、覚えようともしない連中。最初からやる気のない連中が大半、全てです。私の部下はパソコンもまともに使えない連中ばかりなのです。スマートホンしか使えません。現場の作業員がバカであることを、このＯＬは知らないのです。休日はパチンコに行くか、酒を飲みに行くかのどちらかです。

新しい仕事は覚えたくないし、覚える必要もないと考えている人間ばかりです。昨日と同じことを今日もすれば良いと考えています。変化を嫌います。それが快適なのでしょう。だからこそ、工場で三交替勤務をしているのです。ちなみに、このＯＬは高専卒です。彼女は私が大卒であることを無論、知りません。