仕事のしわ寄せでストレス,うつ病になる
部署によっては、ある特定の人間にだけ仕事が集中する事態が発生することがあります。
同じ部署の同僚 たちは、定時で退社できるのに、ある特定の人間にだけ(主に管理職)仕事が集中して、毎日が残業続き、しかも残業手当がつかないことも多く、サービス残業が労働組合の規約に反する月40時間をオーバーしても、何の対策もなされない、なんて状態です。
実際に、私が体験したというか、目撃した上司は、円形脱毛症を後頭部に作っていました。
自分の眼では見えにくい位置に10円玉くらいの脱毛があるのです。
いつ果てるとも知れない仕事の山に埋もれながら、この上司は要領の悪い仕事ぶりを発揮していました。
部下は毎日定時で退社しても、上司である、管理職である自分は深夜まで残業しなければならない。
しかも、残業手当は2時間までしかつかない。。
「やってられない」と、この上司はこぼしていましたが、転職するという考えは無いようでした。
頭に円形脱毛症を作っても会社と心中するつもりのようでした。
有給休暇 5日 義務化
年間で最低でも、5日間の有給休暇の義務化が法律によって定められました。
従業員に年間で5日間の有給休暇を取得させないと罰金を課せられるという場合もあるといいます。
しかしながら、有給休暇、あるいは休職により同僚がいない場合、当然のことながら誰かが、その業務の穴埋めをしなければなりません。
独身者にしわ寄せ
こうした時にしわ寄せの影響を受けやすいのは管理職とともに独身者です。
女性の多い職場では特にそうかもしれません。
子供の学校行事があるとか、育児とか、親の介護があるとか、さまざまな理由があるかと思いますが、独身者だからというだけの理由で、同僚の仕事の穴埋めをしなければならないというのは理不尽な気もします。
こういう職場は、往々にして明文化された社内規定、規則やルールが存在していなくて、ただ単に声がデカい人間の意見が通ったりするものです。
はやい話がブラックな職場環境というわけです。
しかも、仕事を手伝ってあげてもありがとうの一言も、こんな人間に限って言わないものです。
手伝ってもらって当然みたいな顔をしています。
こうした職場では人間関係も、またギスギスしたものです。
足の引っ張り合い、陰口、告げ口などが横行しているものです。
仕事が集中するのは特定の人
毎日、定時で帰ることのできる人がいる。
残業は強制ではないので断っているのだ。
しかしながら残業を断りたくても断れない人がいる。
定時で退社しても良いのだが、昨日の仕事が残った状態で次の日には仕事を始めなければならない。
こうした状況になると利息がついたかのように加速度的に仕事が増えていく。
なので、定時で帰宅するなんて、もってのほかで、どれだけ遅くなっても仕事を片づけなければならない。
しかも、この仕事が集中するのは間接部門の人間だけである。
生産ラインのスタッフは適当な理由をつけて定時で仕事を終わらせても問題ないが、間接部門はラインが動いていれば、それに対応するために必ず残業していかなければ、その日の仕事が終わらないのだ。
残業手当がもらえない。サービス残業
しかも残業をするといっても手当が100パーセントもらえるわけではない。
一日あたり2時間を超えた分は上長が握りつぶしてしまい。それ以上の残業はサービス残業になる。
同僚の一人は早朝に出勤、2時間弱の仕事をこなしてからタイムカードを通している。
あほみたいと思うが本人は真剣である。
一種の洗脳教育が行き届いているのであろう。
過労死するのも時間の問題ではないか。
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