吸収合併で無職に
後輩から仕事の引き継ぎをしていて思ったのですが、やはり細かなところの詰めが甘いのです。後輩が私に依頼してきた仕事は優先順位が低く、他にやるべき仕事については何も言いませんでした。それから不具合の対策、処理についても何も知らないと言いました。こうした人間と仕事をするのも考えものです。
それで、人づてに、かつての私の勤務先が、また吸収合併をしたことを最近になって知りました。二回目の吸収合併です。これは既に2年前のことだそうです。
かつての同僚たちは元気なのでしょうか?かつて経験した吸収合併は、なかなか壮絶なものでした。私にとっては初めての体験です。どう頑張っても、地場卸は広域卸に勝てないのです。
吸収合併した後はお決まりのコースです。役職についていない中高年は追い出し部屋に放り込まれるか、左遷、窓際、閑職に飛ばされます。若い人間でも吸収された方の会社の従業員は左遷される可能性が高いです。何も悪いことをしていなくてもです。会社の身売りとは、そういうものです。
それで気になるのが、シャープの今後です。
40歳以上の従業員は文句無しでヤバいですし、それ以下の年齢であっても雇用の安全は確保されていません。再就職がうまくいくと良いのですが。
仮に、リストラされた場合、無職になった場合は時間だけは、たくさんあるので旅行に行くのも良いかもしれませんね。
それで、何時ぞや、大阪に旅行に行ったときに思ったのですが、人間というのは基本的に毎日、同じようなことをしているものです。
朝、起きたら朝食を済ませて仕事のために出勤します。仕事が終われば帰宅して、メシを食って風呂に入って寝る。基本的に旅先の人間も、こちらも何も変わりません。
ただ退屈な毎日の日常が繰り返されるだけです。たまの休みも、そんな大したことはしていないはずです。しかし、都会は田舎よりも遊ぶところが多くて良いですね。逆に言うと出費が多いということでもありますが。