異性として見られていない

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職場恋愛,片思い,辛い,振り向かせたい?諦める?話しかけたい?

異性として見られていない、職場で片思いしている、あの人に軽く挨拶をしたら、普通に挨拶が返ってきた。それだけである。まるで無機物のように扱われた。挨拶を交わした後は何事もなかったかのようにスマートフォンを取り出してゲームを始めた。スマホでゲームをするヤツはバカだというのが私の持論である。でも、バカでも好きなものは好きだし綺麗なものは綺麗だ。

何かの話題で本人の口から自分は30代の年齢であると聞いた。もしかしてバツイチ、離婚歴ありか?子供がいるなら母子家庭か?などと妄想してしまう。しかし、子供はいないようである。シングルマザーの可能性はないであろう。私には素っ気ない態度をとる、この女性であるが、真向かいの机には陣取っている元係長には愛想良く対応する。もしかしてデキているのか?などと、またしても妄想してしまった。まあ、自分の女ではないから別に構わないのかもしれないが。この女性は、いったい何歳なのであろうか?化粧が上手いので相当ごまかしている気がしないでもない。私は化粧に騙されているのであろうか。それでも良いが。


残業時間、つまり彼女の帰り際に少しだけ話すことが出来た。顔を見ると眼の下に少しクマができていた。疲れているような感じがした。蛍光灯の光の下で見ると年齢相応に見えなこともない。その場で話した内容は、新しく立ち上げる予定の仕事の話とかの話題である。プライベートな話題には突っ込めない。

「明日から連休なので、デートですか?」とノド元まで出かかったが口には出来なかった。
そこは難しい感じである。立ち入ったことを聞いて拗れたら元も子もない。

それで、先日の忘年会について、それとなく訊いてみると、やはりまったく馴染めなかったということであった。会場では隅の席で小さくなっていたという。つまり「ぼっち女」である。

一人だけ、社内で嫁が浮気している人とだけ話したと言っていた。そっちは?と聞かれたので帰りに同僚のクルマで送ってもらい、車内で発見したものについて話した。写真を見る?と聞いたら見る!という返事が返ってきた。見ない方が良いのでは?と言ったが、再度、見る!とのことなので見せた。絶句であった。

モノが何に使うものかは瞬時に判別したようである。見慣れた感じであった。使ったことはあるのであろうか?無いことを願う。
彼は男なのに、こんなもの使うの?と聞くので相手の人に使うのでしょうと答えた。その相手を電話で呼んでいることまでは向こうは想像付かなかったようである。

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