日給月給の会社はやめとけ?不安定?
中小零細企業を辞めたい, 給料が安いので生活が苦しい 労働基準法, 労働組合, 有給休暇, 給料, 退職金
こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。今回は「日給月給 」というテーマです。
中小企業、零細企業、町工場などでは日給月給という給与形態を採用している会社が多いです。
給料についてだけでなく、町工場、下請け企業などでは軍手等の業務に必要なものでも支給されることはなく自腹で購入しないといけなかったりします。大手のメーカーでは装着が義務付けられている安全靴も任意という形で放任状態だったりします。金型などの重いものを足を落とすことになったら、一体どうするのでしょうか。
それで、日給月給は普通の月給と、どう違うの?ということになってくると思うのですが、平たく、分かりやすく言ってしまうと日給月給というのはアルバイト、日雇いと同じようなものです。(少し大雑把すぎるかもしれませんが)
出勤した分の日給を換算して月給で支払いますよ、ということです。良く聞くもので「有給休暇」というものがありますが、日給月給の場合、社長が難クセつけて「無給休暇」にしてしまうこともあるようです。
例えば、有休休暇を取得したら公休(土日祝日の休み)を減らすとかは聞いたことがあります。こうした中小企業、零細企業の場合、社長に労働基準法の知識がないか、仮にあったとしても自分に都合の良いように勝手に解釈しているとか、違反であることを承知で従業員を働かせているなんてこも、珍しくはありません。社長の言い分としては、こんなことでもしないと会社がまわっていかないから仕方ないじゃないか、というところでしょう。
こうした行為が違法なのか、合法なのかは詳細な状況が異なるので一概には言えないのかもしれませんが、多くの場合、従業員の立場からすれば泣き寝入りせざるを得ないのが現実でしょう。労働組合もない会社であれば「イヤなら辞めろ」と言われても文句のひとつも言えません。
そして、何よりも日給月給の会社は給料が不安定です。仕事がないから自宅待機なんて事態になった場合、日給計算では生活が成り立ちません。子供だって今月は「お小遣いなしよ」なんて言われたら暴れ出します。
長い目で見た場合、特にあなたが35歳以下の若い年齢であれば、チャンスを探して、日給月給ではない、きちんとした給与形態の会社に転職した方が良いのではないでしょうか?
多くの場合、日給月給の会社は、基本的に中小企業、零細企業で 退職金も出ないことが多いものです。定年退職してから後悔することになっては遅いのです。