兼業禁止規定とサラリーマンのアルバイト
給料が安いので生活が苦しい アルバイト, 上司, 休日, 同僚
こんにちは、管理人のヤメタイジョーです。
私の上司は休日にパチンコ屋でアルバイトをしています。
平日は会社で休日はパチンコ屋で働いてるのである。まったくの休みなしである。
住宅ローンの返済もあるので、会社の給料だけではやっていけないのであろう。
おそらくは定年退職をする年齢になってもパチンコ屋のアルバイトだけは続けなければならないのではないか?
この話を聞いた時、可哀そうに思えたのであるが、気の毒な感じがしたので、「いやー、働き者ですね」と返しておいた。
会社には兼業禁止規定があるはずであるが、だいぶ前に有名無実化している。
上司や労働組合でも黙認である。
給料が安いので家計が回らないのだから仕方ない。
職場結婚した同僚がいる。結婚して15年くらいになるのであろうか?
上の子が高校生になったそうである。
彼とは先月、一緒に飲みに行った。
一応、飲み代に使うオカネはあるらしい。
彼の奥さんは近々、自宅近くのコンビニエンスストアで会社の仕事が終わった後、働くことはなっているのだという。
週何回の勤務でタイムシフトは、どうなのであろうか?
あまりにも時間拘束が酷ければ、体調にも支障を来たすのではないか?
本業に悪影響が無ければ良いのであるが。。
ちなみに、この奥さんは高校生の時はアルバイトは一切やっていなかった。
それで、新卒で現在の会社に入社した。
なので、おかしな言い方かもしれないが、バイトデビューは30代になってからである。
(無論、社会人経験、働いた経験はある)
正直、勤務先の会社の給料はダンナも嫁も同じくらい安い給料である。
昇給は、ほとんどない。しかしながら、兼業禁止規定があるのだから、ダメなものはダメなどという頭の固いことを言う人もいる。因みに、この頭の固い人の子供は勉強が出来たそうであるが、家計が苦しいという理由で大学進学を諦めたそうである。
奨学金制度を利用することも考えたが、経済的に無理という結論に達したらしい。子供の立場からすれば、さぞかし無念であっただろう。
まるで、戦後にヤミ米を食べずに餓死した裁判官のようなカタブツである。今の時代、なかなか給料も上がらない、上がらないどころか下がる可能性もあるのであるから、副業やアルバイトはやって当然であろう。お隣の韓国でもIMFショックだか、リーマンショクの後ではダブルワークが当然になったという。
家計が苦しいのならば、仕事を複数持つのは当然ではないか。ちなみに勤務先の会社の女性従業員では、週末に夜の仕事、水商売に手を染めているものもいるという。
男も女も生きていくのに一苦労である。昭和の時代には嫁は専業主婦でも家計は何とかなったそうであるが、今の平成の時代には夢のような話ではないか。
この国は、やはり今ではもう、右肩下がりの国に成り果てたのだろう。
あなたが会社のルールを守っても会社のルールがあなたを守ってくれるとは限らない。逆に会社のルールがあなたの足を引っ張るかもしれない
兼業禁止規定と副業の推奨
サラリーマンの兼業禁止規定が撤廃されて兼業が推奨されることになるという。これを是とするか否とするかは意見の分かれるところかもしれない。韓国では通貨危機の後、複数の仕事を持つのが当たり前になったという。
またイタリアなどでも会社勤めが終わった後でレストランなどで働くことは普通のことだそうだ。イタリアの場合は、こうした副業によって得られた収入は経済統計に反映されないそうである。クチの悪いものは、こうしたイタリアの経済をマフィア経済と呼ぶそうである。
逆を言えば日本の経済レベルも韓国並みに落ちたということであろうか。しかしながら独立の気運を持つものにとって,兼業禁止規定の撤廃、副業の推奨は朗報であろう。
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