パワハラを上司が、部下からの突き上げ、因果応報


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こんにちは、管理人のヤメタイジョーです。
パワーハラスメントを繰り返していた上司がいました。

その上司、1人のせいで、その部署の雰囲気は非常に悪いものになっています。

お互いがお互いを監視、密告しあうような、まるでジョージ・オーウェルが1984年で描いたような雰囲気です。

上司の上司も、そのことを理解してはいるのですが、他に適任な人物がいないとかいう理由で見て見ぬふりをしていました。長らく、そんな状況が続いたのでパワハラ上司は何か勘違いを始めたのでしょう。

気に食わない部下に対してパワハラをするだけでなく、自分の上司に上申書を提出して、気に食わない部下を左遷してくれ、などと言い出したのです。パワハラ上司の上司にしてみれば人事権にまで口を挟んできたので面白くありません。

しかし、この時は更に上の人間が間に入って何とか丸く収まりました。

その後もパワハラ上司の暴走は止まりません。

自分の上司の指示を無視して勝手に業務を行うようになったのです。

上の人間の言うことと、さらにその上の人間の言うことが食い違う事態が発生しはじめました。当然、現場は混乱します。

混乱を避けるために、この頃になると、パワハラ上司の部下たちも何か言いたいことがあれば、パワハラ上司の上司に直接言うようになりました。

パワハラ上司は自分がスルーされていることに気付いていません。あるいは、自分を飛ばして直接、上に報告が行っていることを知っていたのかもしれませんが、自分は安泰だとタカをくくっていました。私も含めた部下たちはパワハラ上司だけを誘わずに飲みに行ったりしていました。

面従腹背というのでしょうか。部下たちも少しずつ反撃に出ます。そうこうするうちに、このパワハラ上司の弱点が明らかになったのです。このパワハラ上司は、何とパソコンが使えなかったのです。
昭和の遺物のような存在であることが明らかになりました。今の時代、これは致命的です。

部下からの突き上げ パワハラ上司のその後

徐々に部下からの突き上げもあり、パワハラ上司は、その部署に居づらくなりました。
上手い具合に?人事異動で新しい人が入ってきたのを機に、そのパワハラ上司は左遷されました。
因果応報でしょうか。

パワハラ上司の、その後の経過ですが、新しい部署では新人です。いくら社歴が長いからと言っても、新しく仕事を覚えなければなりません。

かつて在籍した部署が、あまりにも長く、他の仕事を覚える機会のなかった、覚えるつもりもなかった、元パワハラ上司は仕事について行けず、惨めな思いをしているようでした。

かつての悪行は、新しい部署の人たちも知っていますから、元パワハラ上司に同情するものは誰もいませんでした。余談かもしれませんが、元パワハラ上司の異動先で上司になったのは、かつてパワハラで左遷した人間、昔の部下でした。

そこで、どんなことがあったかは、言わなくても想像付きますよね。結局、この元パワハラ上司は会社を辞めて新しい会社で働きなおすことになったそうです。40代の年齢で再就職は、なかなか厳しいものがあったようです。

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