残業代未払いで裁判、JA農協


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こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。
今回は「残業代未払いで裁判」というテーマです。
私の知人がJA(農協)を退職しました。理由は残業代の未払いと営業ノルマの過酷さです。

彼が言うには、毎月すべての職員に結構な金額の残業代が発生しているはずなのだ。実際に残って仕事をしているのだから。これは事務職員だけでなく、営農センター、ガソリンスタンドのスタッフも同じであると。しかしながら残業代はビタ一文、支払われていない。農繁期の忙しさはハンパなく酷いものであるが、それでも一切、手当がつかない。

それで、農協の支店長は浮かした費用、残業代を自分の成績にしているというのです。友人が言うには、あの支店長は日本人ではないとのことでした。本当でしょうか?労働組合は言うまでもなく御用組合で、まともには機能していません。

また、この農協の事業所では営業ノルマも厳しく、さまざまな商品を販売しなければならないというのです。ノルマの数字に達成しない場合は自腹で購入、自爆営業をしなければなりません。電化製品なら自分で使う、グルメ便なら家族で食べるという方法もありますが、共済の契約を自爆営業とかは、何のために働いているのか意味が分からなくなる。いい加減にイヤになって辞めたというのです。

それで、先日、この友人に会ったら「岡山県の津山市でJA職員が残業代未払いについて裁判を起こした」と興奮気味に話してくれました。

こうした裁判が、今後JAにおいて頻発するのでしょうか?裁判の結末は、いったいどうなるのでしょうか?このような事態が多発しているにも関わらず、政府は残業代ゼロ法案を通過させようとしています。残業代をゼロにする法案は、今の自分には関係ないと、あなたは考えているかもしれません。この法案は年収が高い人間だけに適用される。成果主義の仕事をしている人間に適用されるものだと。しかし、仮にこの法案が通過した場合、適用範囲を広げて、すべての従業員に適用させようと政府が画策していることは明らかです。現在の政府を支持した場合、後で多くの従業員が泣きを見るのは、今の時点でも分り切った話です。

さて、話を元に戻して、JAを退職した友人ですが、現在では残業もノルマもないメーカーの工場で事務員として働いています。こんなことなら、もっと早く転職しておけば良かったとは彼の弁です。

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