潰しにかかる上司,仕事しない上司,何もしない上司
長い会社員人生の中では合わない上司と巡り合うことは別段、珍しくも何ともありません。しかしながら、この上司が部下を潰すことに生き甲斐を感じているようであれば、会社は生き地獄かもしれません。
上司が部下を潰す方法なんて、いくらでもあります。こなし切れないくらいの大量の仕事を振っておいて自分は「知らん顔をしている」、なんてやり方は古典的ですが、今でも良く聞きます。
私がかつて経験したパワハラでは、私の上司である課長が自分の上司である部長、支店長に悪い報告だけを上げて良い報告は握り潰して、全く上にあげないというのがありました。まだ新人の頃の話です。
営業であれば得意先、取引先から流れてきた悪い評判は直ぐに部長に報告というチクリをするけれど良い評判は自分のところで握り潰してもみ消してしまう。
良い報告は全てヤミに葬り、悪い報告だけを上に密告されたら部下の立場としては、たまったものではありません。
ひとつ上の先輩に話を聞くと、この課長は新人が入ってきたら必ず潰すことにしているのだと言われました。理由は新人は仕事の足を引っ張るからだというものでした。新人なら仕事が分からない、出来ないは当然だと思うのですが、この課長は自分の出世の足を引っ張る人間には容赦はしないとのことでした。ちなみに私の前任の新人だった先輩は人事異動で解放されるまでの3年間は地獄だったそうです。
もし、あなたが今、潰しにかかる上司の下で働いていて人事異動の予定が全くないのであれば転職を考えた方が良いのではないでしょうか。
私の場合、20代の若い時を無駄にすることがなくて良かったと考えています。ちなみに潰された私の先輩は社内資格のひとつも受けさせてもらえなかったそうです。
本人が希望しても、おまえにはまだ早い、と言われて全て握り潰されたと言っていました。いつ辞令が出るかも分からない人事異動だけを頼みにして会社に来ていたと言っていました。
この先輩は入社して三年後に初めて社内資格を受けました。
3年間のブランクがあります。後から入ってきた後半にも抜かされての挑戦です。
この先輩は、最初のスタートダッシュに遅れたので最後まで出世コースには乗れませんでした。
しばらくしてから出向のような形で左遷されて、最後は会社を辞めてしまいました。こんなことなら、もっと早いうちに辞めておけば、もう少しマシな結果になったのではないかと私は思いました。
あなたも身に覚えはありませんか?
仕事しない上司、 何もしない上司に対策なんてあるのか?
何もしてくれない上司がいます。改善提案を提出しなさいといいます。それで改善の要望を出しました。
しかしながら何もしてくれません。できない理由を阿呆みたいにいいます。何もしたくないのです。
「日本人は何もしないために何でもする」なんて言いますが、この人物は「何もしないために何もしません」
まるでマンガか禅問答、知恵比べ?のようなものです。
ここまで来たらギャグです。
しかしながら、自分の上司の言う事はやります。
部下の言う事は何もしませんが、上司の指示には従って仕事をするのです。
ごますり、あるいは世渡り?で、この男はそれなりのポジションに上り詰めました。
出世したのです。部下の人間にすればたまったものではありません。アホみたいな会社です。
いい加減、潮時かもしれません。
新天地を探すなら早い方が良いでしょう。
転職市場では一般的に「人材の賞味期限は35歳」と言われていますから。
手遅れになる前に手を打つべきでしょう。
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