お局のパワハラ,いじめで退職、撃退方法は?
ケンです。20代の若手社員です。
お局のいじめ,パワハラで懇意にしていた女性が退職することになりました。
お局さまにすると、私がこの女性と親しくしていることも含めて、気に入らなかったようです。
女性特有のいじめがあったようです。
ちなみにお局さまは40代のシングルマザーで独身です。
私が懇意にしていた女性は20代のシングルマザーで、同じく独身です。
名前はナツミさん(仮名)としておきます。
最初は、同じ離婚経験者、バツイチ同士で、それなりに表面上は仲が良いフリをしていたようです。
しかしながら、自分で言うのも何ですが、職場の女性に人気のある私と仲良く話しているのを見て、嫉妬の炎を燃やしたらしいのです。
ナツミさんは正直、僕のタイプ、ストライクど真ん中でした。
会ってすぐに食事に行く約束をしました。
マウント
ナツミさんはとても聡明な女性で、仕事の覚えも早かったです。
若いからかもしれませんが、基本的に業務について説明されたら、一回で覚えてしまいます。
また、自分なりの改善をして、さらに業務を効率化させました。
お局様は、まず自分が仕事を教えた新人が、自分よりも仕事が出来ることが、気に食わなかったようです。
一通りの仕事を覚えた後にナツミさんに難くせつけて、嫌がらせをするお局さまの姿が、部署で見られるようになりました。
何かにつけて、お局様はナツミさんにマウントを取るのです。
一番の傑作は私がお局さまのことを好きなので、あなたは邪魔しないで欲しいと言ったそうなのです。
こんな分かりやすい嘘には笑ってしまいました。
お局さまをデートに誘ったこともなければ電話番号を教えたこともありません。
お局さまは、なかなかの妄想癖があるようです。
噂好きというか嘘をつく
部署に一人、キモ男がいました。
50代の男性です。
高卒で新卒で入社した19歳の女の子に真顔で、
「好きです。付き合ってください」
、という壊れたオッサンです。
妻子のある人です。
自分の娘よりも若い女性に、告白したので、セクハラ?で異動になったくらいです。
それで、このキモ男にナツミさんがストーカー行為をしているという根も葉もない噂を立てたのがお局さまです。
自分が直接、手を下すのではなく第三者をかませることで嫌がらせをするという、結構悪質なパワハラ、セクハラです。
普通に考えたら、あるはずのないことを涼しい顔をして嘘をつくのです。
お局さまは、社内不倫の噂も大好きです。
僕がお局さまと付き合っているなんて、失笑してしまうような嘘をついたことは先述しました。
退職に追い込む
何か女性同士の集まり?のような中でお局さまの、ナツミさんに対するイジメは酷いものがあったようです。
ナツミさんは退職を決意しました。
そんな時に、ふと女性陣の会話が耳に飛び込んできました。
「お局さまが2回、背中を押したからやめることになったってさ」
女性陣は、へらへら笑いながら話していました。
奴らを殴ってやりたくなりました。
本当は自分がパワハラ、いじめで会社を辞めさせたくせに「私が2回、背中をおしてあげたから、あの子は辞めれた」と自慢げに吹聴していたようです。
本人は自分に言い聞かせるように「潮時だ」と言いましたが悔しさが滲んでいました。
何が潮時なのかは、良く分かりません。分かりたくもありません。
この一件で、お局は男性陣全員を敵に回しました。
再就職
ナツミさんですが、平日は我々の会社で契約社員として働くかたわら、週末は実家の近くにある焼肉店でアルバイトをしていました。
一週間休みなしです。
聞くと前のダンナと別居してから家計が苦しいので、3年間休みなしで働いているとのことでした。
本人は、もともと事務職ではなく飲食業に興味があるとのことでした。
確かにエプロンの似合いそうな女性です。
エプロンで変な妄想をした男性は私だけではないでしょう。
それで、事情を説明したら、そこの飲食店で正社員にしてもらうことが決まったとのことでした。
仕事の出来る人ですから、どこで何の仕事をしても大丈夫なのでしょう。
今までは契約社員だったので社会保険、ボーナスもなかったのですが、転職することにより、雇用条件は良くなったようです。
おかしなパワハラのある職場にしがみつくよりも、条件の良い新しい職場に転職した方が良いという典型的な例かもしれません。
撃退
この一件を機会に男性陣全員を敵に回したお局さまですが、これから逆に、、
お局さまに対するパワハラ、いじめがエスカレートします。
「お局さん、Aくんが大事な話があるって」
中堅社員の私の先輩が、お局さまを呼び出します。
お局様を給湯室の奥の方に連れて行きます。
そこには、部署の男性陣全員、20人くらい?がいました。
上司である課長もいます。
先輩社員に肘でつつかれたAくんが、おずおずと言います。
Aくんもなかなかのイケメンです。
お局さまは、突然の告白に顔を赤らめます。
しばらく男日照りであったことは間違いないので、嬉しそうな表情をしています。
お局さまは無言のまま、首をタテに振ります。
このやりとりを見ていた男性陣は全員で万歳三唱をしました。
先輩 「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
先輩は自分の右手をマイクに見立てて、お局さまに聞きます。
「新婚旅行はどこに行きたいですか?」
モジモジしながら答えます。
顔は更に紅潮します。
パンツも濡れていたかもしれません。
先輩 「子供は何人欲しいですか?」
既に生理が止まっているであろう、お局さまにしれっと言います。
まさか、みんなの前で閉経していますとは言えなかったようです。
先輩 「結婚式には、我々も呼んでもらえますよね」
お局さまの口からは単語すらも出て来ません。
意味不明の音が漏れるだけです。
結婚など、とうに諦めていた、お局さまにまさかの愛の告白です。
先輩 「どんな家庭を作りたいですか?」
お局さまは感極まって泣き出してしまいました。
最期は、みんなで拍手をして、その場は解散となりました。
その日。舞い上がったお局さまは、仕事の帰り際にAくんを食事に誘いました。
みんなの前で、大声で罵倒しました。
この告白は男性陣全員で仕掛けたドッキリだったのです。
職場のアイドル、マドンナ的な存在であったナツミさんに対していじめて退職に追い込んだお局さまに対する男性陣全員からの反撃、撃退でした。
お局さまは、その場にへたり込み、崩れてしまいました。
何を勝手に人のことを罰ゲームにしてるんだよ、という感じでした。
泣きだしてしまいましたが、少なくとも男性陣は誰も気にしません。
醜い顔が化粧崩れして、さらにブサイクになります。
この様子を、こっそりスマートフォンで撮影している同僚がいました。
後日、この動画をyoutubeにアップして、限定公開設定にして、関係者だけが見れるようにしました。
そして、次の日。。
「お局さん、Bくんが大事な話があるって」
昨日と同じく中堅社員の先輩が、お局さまを呼び出します。
給湯室の奥の方には、またしても男性陣全員が集まっています。
昨日のAくんと同じセリフを頭を下げて言います。
男性陣は全員ニヤニヤしています。
事情を察知したお局さんは、その場を立ち去ろうとします。
その腕を上司である課長がつかまえました。
「人の話は最期まで聞くもんだろ」
お局さんは、その場で崩れて泣き出しました。
更に翌日も同じことが続きます。
Bくんの次はCくん、その次はDくん。。。延々と同じことが続きました。
トドメは10代の新人社員に告白した50代のキモ男からの告白です。
お局さまも、このときにはだいぶ病んできました。
傍目にも壊れてきたことが分かりました。
仕事でも、以前なら絶対にしなかったような凡ミスを連発します。
2週間ほどして、眼の下にクマを作ったお局さまは、「うつ病」の診断書を提出して休職願いを出しました。
退職も時間の問題でしょう。
お局さまの業務は他の人間が引き継ぎ、まったく支障なく運営されています。
仮にお局さまが戻ってきても居場所はありません。
万が一、戻ってくることがあれば、再び「告白の罰ゲーム」で壊してやるだけです。
後日、判明したのですが、このナツミさん、課長の親戚の子供だったのです。
離婚して経済的に困っていたので、課長が入社させたらしいのです。
ただし、正社員としては無理だったので契約社員として入社させたらしいのです。
課長にセクハラで直訴したこともあったようですが、握りつぶされてウヤムヤにされたそうです。
こうして、お局さまは職場から消えて、無事に平和が戻りました。
めでたし、めでたし。
ちゃん。ちゃん。
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