上司から具体的な指示がない
自分たちで考えて仕事をしろ、という。
それで自分たちだけで、やってみたところ、これではダメだという。
ならば、具体的にどうするのか?
と質問すると具体的な答えは、何も返ってこない。
自分たちで考えてやれ、という。
仕事の結果が不満であれば、自分で全部やったら良さそうなものであるが、それもしない。
非常に扱いにくい上司である。
具体的な指示がない、扱いにくい上司である。
しかしながら、この人は仕事ができない人ではない。
私が仕事で失敗したときには、フォローしてくれたり、直属の上司が何も技術的なことを教えてくれないときには丁寧に説明してくれたりした。
それでも、たまに気難しいことを言ってくる。
降格された上司
この人は、主任まで出世して、係長まであと少しのところで左遷されてヒラ社員に降格されたのは、このあたりに理由があるのではないか?
難しい注文をつけてくるが、今年の春に新卒で入社した若い女の子にはデレデレで頭を叩かれても笑っている。
「あわよくば」を狙っているのが、周囲には丸わかりである。
嫁も子供もいる家庭がある身で、どうするつもりなのか?
自分はどこまで理解しているのかは不明であるが、周囲の人間は、この上司を冷ややかな目で見ている。
さらなる失脚が近いのかもしれない。
次は島流しにでもされるのであろうか?
上司が意見を押し付ける
別の部署での出来事です。
「みんな、これについて何か意見はあるか?意見があれば、忌憚なく思っていること、自分の考えを言ってくれ」
私も含めて数人の人間が、今後の仕事の運営について各自の意見を上司である係長に述べました。
一応、ひと通り、聞き終わった後、あるいは話の途中で、
「んー、でもやっぱり、俺はその意見には反対だ。こっちが良いと思う」
上司である係長は言うのです。
上司の意見に反論しても、上司は自分の意見を変えません。
まるで子供のように頑なです。
自分の意見に固執して、ますます意固地になっていきます。
ここで翻意したら自分の面子が潰れるとでも思っているのでしょうか?
係長は、「あーだ、こーだ」言って最終的には自分の意見を通します。
「なーんだ、それなら最初から、そう言えよ」
皆の意見を聞くふりだけをして、最終的には自分の意見を押し通す、押し付けるのです。
良くある光景かもしれません。
私を含めた部下全員が白けきったのは言うまでもありません。
自分の意見を部下に押し付けておいて、一応全員の意見を聞いたから、みんなでこれは決めたのだということにしたいのです。
こんな「会議もどき」、らしいものが何回も続くと、誰も本当の意見を言わなくなります。
言ったところで、自分の意見が却下、スルーされることは分かり切っているのですから「会議らしきもの」をするだけ時間の無駄です。
非常に生産性の悪い業務です。
日本の会社の生産性が悪いというのは、こんなところにも関係があるのかもしれません。
一応、上司の前では全員、「会議もどき」に参加しているふりはしますが、腹の中では、
「あー、くだらない」
と思ってしまいます。
そうこうしているうちに、誰も本当のことを言わなくなります。
私は、こういう上司を
「偉大なる将軍さま」
と、呼んでいます。
ちなみに、この時の会議もどきで係長が決めた事柄ですが、係長の上司である課長に否決されて元の木阿弥状態になってしまいました。
課長が、この会議に参加していなかったことは言うまでもありません。
課長不在の会議で決まったことが課長によって否決、却下される。
だったら最初から課長の一存で全部、決めれば良いじゃねえか?!
こんな風に思いませんか?
日本の会社では、よくあるひとコマかもしれません。
あー、くだらない。
会議ごっこ、会議もどきの積み重ねが、会社ごっこ、会社もどきではないのか?
もっとも「ごっこ」「もどき」があるだけマシなのかもしれませんが。
もし、これすら無ければ軍隊のような上意下達、これだけでしょう。
いづれにしても息が詰まりそう。
ここまで来たら会議も会社も、まるでお笑い、コントのようである。
部下のロッカーから盗む上司
上司が部下のロッカーを勝手に開けて中に置いてあったアメを盗んだのを見てしまった。
部下には散々、学習能力が低いとか動きが鈍いとか、言っておいて、自分はまず人としておかしいのではないか?
こんな泥棒が会社にいるとは思わなかった。
貴重品は身につけておかなければならない。
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