会社の飲み会に行きたくない

会社の飲み会に行きたくない。仲間内の忘年会を主催する予定だという。昨年も誘われたが曖昧な返事をして、結局昨年は行かなかった。

普通に仕事で職場の人間には気を使っているのだ。カネを払ってまで、何故,気を使ってまで酒を飲まなければならないのか?断わる理由として何か適当なものはないであろうか。正直な話、職場にはそんなにレベルの高い人間はいない。休みの日にはパチンコ屋でひがな1日を潰すようなレベルの低い人間ばかりである。トイレで排泄をした後に手を洗わない人間も多数いるような職場である。

良く周囲の人間、五人の平均年収が自分の年収だと言われている。職場の人間との飲み会に参加することで私の年収が下がったらどうするのか。今回の飲み会の参加者には会社の給料だけでは生活出来ないという理由で休日にアルバイトをしている人間もいる。私まで、そんな経済状況になったら、どうするのか。


それで、以前より飲み会を企画しているコワモテの先輩であるが、私は参加するともしないとも返事はしていないのであるが、勝手に参加することにされていた。勝手に参加者名簿に私の名前が書かれているのである。当日は送迎のクルマを用意してやるとまで言われた。進撃の巨人のような顔をした、この先輩に言われると、どうにもタジタジになってしまう。

それから参加予定者の名簿を見せられた。そこには私の天敵である、元係長の名前があった。この人が来るのであれば絶対に参加したくない。飲み会で、この元係長は私に殴りかかってくるかもしれない。

それで飲み会の幹事の人に「元係長」が来るなら行かないと伝えた。詳細な理由を訊いてきたが、それ以上は言わなかった。

翌日、廊下を歩いているとコワモテの先輩に呼び止められた。「おまえ、あの人が来るなら今度の飲み会に参加しないと聞いたけど、本当か?理由は何だ」、と詰問されたのです。私は、「理由は言わない」と言いました。さらに食い下がって何故だ!と訊かれたので、「合わないとだけ言っておきます」と答えた。絶対にイヤです。と、きっぱり言ったら、それ以上は何も言ってこなかった。コワモテの先輩は不服そうであったが譲るつもりはない。

今まで、こうした人間関係について人に話したことはなかったのであるが、事情により話してしまった。名前を出した先輩の顔を見ると引いてしまう。バカの多い職場なので誰かが漏らし、本人の耳に入るかもしれない。その時はその時である。

飲み会に誘われないヤツがいる


会社の先輩から忘年会のお誘いがあった。無論、強制ではない。課長、係長が参加するような格式ばったものではなく、気の合う人間だけを呼び、飲み会を開くというのである。呼ばれていない人間もいるらしい。こんな飲み会でも労働組合から補助金が出るという。なので参加費は一人頭、三千円くらいでおさまる予定だという。呼ばれるのはありがたいが、会社の行事には積極的に参加しない方針の私としては参加、不参加の意思表示は現在のところ保留にしてある。さて、参加するべきか、否か。

ちなみに、この飲み会に誘われない人間が、この話を聞いたら、どんな風に思うであろうか?パワハラ上司が、この話を聞いたら非常に気分を害するのではないか?思えば、昨年も今年と同じように飲み会には誘われたが、あいまいな返事をしているうちに終わってしまった。昨年は、それ以上は何も言われなかった。さらに追加で言われたのが、今年は組合の補助があるから予算は一人頭2900円以内で収まりそうだとか何とか言われた。幹事の先輩はやる気マンマンである。何となく強制参加のような雰囲気である。

この先輩のお気に入りの外国人従業員も参加の予定らしい。日本人でも呼ばれていないやつがいるらしい。
職場に外国人の同僚が一人います。中南米から来た人です。ペルーの高校を卒業して直ぐに日本に来たといいます。三重県の自動車の工場など、いくつかの職歴を経て、現在の化学薬品の工場で働くことになったといいます。たまたま、偶然、食事の休憩時間が一緒になりました。何気なく見てみると箸を器用に使いこなし、カップラーメンと米の飯を食べていました。弁当のおかずも普通の日本人と同じような卵焼きとかでした。奥さんは日本人なのでしょうか。ペルーでは米をそれほど食べないはずですが。この同僚は、すっかり日本に溶け込んでいます。しかし日本語の会話は問題ないようですが、読み書きは怪しいようです。会社に提出する書類は代筆してもらうことが多いようです。

ところで、数年前に希望退職に応じ、割り増し退職金を手にしてトラック運転手に転職した会社の先輩であるが数年勤めた後、会社を辞めたのだと人づてに聞いた。退職理由は給料が安いからだという。転職して年収アップはかなったのであろうか。

話は戻り、飲み会の話であるが、このお誘いの動機は愛によるものなのか、それとも理、利によるものなのか。下の人間は微妙に感じ取って行動するものである。結果として造反、離反が起きることもあるのではないか。それで、私の天敵の元係長が来るなら行かないと伝えてあった飲み会であるが、元係長の不参加が決定したらしい。なので「お前は絶対に来い」とコワモテの先輩に言われた。これで乗り気ではない飲み会に私が参加しなければならないことが、ほぼ確定したようである。会場の予約は11名でしてある。このままでは一人、欠けた状態になるので急遽、別の人間を誘って参加させることにしたらしい。その人間は飲み会の帰りは飲酒運転で帰宅するようなバカである。この先輩は、そのことを知らない。当日は無事に終わるのであろうか。

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