正社員でも昇給なし
ボーナスの査定と昇給についての説明が昨日、上長からありました。査定結果は可もなく不可もなくといったところでしょうか。仕事に対する不満などを訊かれたので言葉を選びながら勤務シフトについて問うてみました。
返ってきた答えに、その時は納得したのですが、良い考えてみると矛盾することだらけでした。うまく丸め込まれたようです。
今回の昇給幅が査定の割りには安いことを尋ねると、「分からない、労働組合に聴いてくれ」という返事でした。
今回は、昇給の幅がアルバイトの最低時給よりも安いのです。実質的に「昇給なし」でしょう。
これでも派遣社員ではなく正社員です。労働組合だって加入しています。
他に訊かれたのが新人くんの仕事振りについてです。
休み明けに一本立ちさせるけれど、前後の人間はサポートに入って欲しいとのことでした。
棚卸しについてはリーダーにマニュアルを作ってもらうことで合意しました。
つまり、何も変わらないということです。会社なんて、そんなものです。
出世と給料ということでいえば、ゴマすりで管理職である課長にまで出世した人がいました。仕事のときはもちろん、休日も競馬やパチンコ屋にカバン持ちのようについて回り課長にまで登りつめました。
このゴマすり課長が太鼓持ちをしていた人は親会社の役員の娘さんを嫁に持つ部長です。会社では悪代官と呼ばれています。この悪代官部長に取り入って課長にまで出世した人物は皆から馬鹿にされても平気です。
会社での人間関係といえば、ゴマすりもそうですが、職場には人の揚げ足を取って喜ぶ人間がいます。些細なことで欠点というか失敗を見つけて優越感に浸るような人間です。当然のことながら、そういう人間は周囲からは嫌われることが多いものですが本人は全く気にしていません。こうした人間が上司だったら最悪ですね。
本人は部下からの人望がないことを何とも思っていないのです。このタイプの上司はパワハラをしても、その自覚がありません。本人は指導をしているつもりでいます。こんな上司からは逃げるが勝ちです。
それで上司と言えば、人事異動が決まっている私の上司です。彼は、自分で考える習慣をつけるべきだと最後の言葉として言いました。分からなことがあれば、直ぐに人に訊くのも良いけれど、自分で考える癖をつけないと訊く人がいなくなった時に、どうするのか?というわけです。
確かに、もっともな意見です。会社の仕事だけでなく自分の商売がうまくいかないのも、この辺に原因があるのかもしれません。深く考えさせられる出来事でした。
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