三交替勤務の健康 粉塵で肺が痛い
こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。今回は「三交替勤務の健康」ということについてです。
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目次
⇒⇒三交替勤務の寿命
プラスチックの粉塵を吸い込む職場にいるからでしょうか?
ここしばらく肺が痛いです。
特に左の肺の様子がおかしいのです。前回の健康診断ではレントゲン検査で、左の肺に影がある。要観察と診断されました。
タバコは吸います。これを機会にタバコはやめるできなのかもしれませんが、ブルーカラー労働者の必須アイテムのようなものですから、なかなか厳しいですね。
寝て起きると黒い痰が出ることも、しばしばです。
防塵マスクは、効果があるのでしょうか?逆効果のような気もしないではありません。
防塵マスクをつけると息が苦しくなります。体感温度も上がります。
防塵マスクを外して喫煙所で煙草を吸うと、普段の100倍くらいニコチンを吸うような気がします。それで胸の痛みが気になるので一応、呼吸器系の病院で診察してもらいました。症状を訊かれた後にレントゲン撮影をしました。
レントゲン撮影をした結果は問題ないと言われました。しかし、自覚症状があるということは、どこかに異常があると考えた方が自然ではないでしょうか。逆にレントゲンで発見することが出来ない異常があるのかもしれません。不安になるな。ちなみにアルミニウムの粉塵は脳に、プラスチックの粉塵は肺に、アズベストの粉塵も同じく肺に悪影響があると聞きましたが末端の作業員にはどうすることも出来ません。せいぜい防塵マスクで自己防衛するくらいしか対策はないのではないでしょうか?経営陣には何を言っても無駄です。「嫌なら辞めろ」で一言で片づけられます。労働組合も役には立ちません。
交替勤務の労働者の健康は自分で自分を守ることから始めるしかないようです。
交替勤務のない工場の仕事に転職する
夜勤の初日
三交替なら三週間に一回、夜勤がある。当たり前の話だ。夜勤の初日は身体が酷い。労働者には機械以下の価値しかない。
プラスチックの粉塵
プラスチック原料に木粉が入っているものがある。プラスチックに木目を入れるため本物の木の粉を混ぜてあるのだ。
どんな木材を使用しているかは不明である。おそらくは間伐材であろう。それで、この木粉入りのプラスチック原料であるが水分を含んでいるので水分を飛ばすために乾燥させなければならない。種類によっては独特のにおいがするものもある。シャツなどの下着類にしみ込んでいるのか、布団からもニオイがするときもある。もしかしたら吸い込んだ粉塵が汗と一緒に流れてきているのかもしれない。
この木粉の水分を飛ばすために乾燥機に入れるのであるが、たまに電源のスイッチが入っていないこともある。こうした場合は予定していた生産が出来なくなり、最悪、納期遅れになる可能性もあります。
なので、電源が入っていなかった場合、最悪始末書を書かなければならないときもある。新人は良く間違えるので注意が必要です。それで、このプラスチックの粉塵ですが、非常に汚いです。微粒な粉末には発がん性もあります。仕事が終わった後には毛髪に付着していることもあります。頭髪から落ちる白い粉を見ると、頭のフケなのか、プラスチックの粉塵なのか、わからない感覚になるものです。
交替勤務者の睡眠
交代勤務をしていると、同僚の何人かが休憩時間に仮眠を取っている光景を目にすることがある。中には気持ち良さげにイビキをかいている者もいる。良くも、まあこんなところで寝れるものだと私などは思うのであるが当人たちは平気である。私の場合は一旦眠りに落ちたら絶対に起きることは出来ないであろう。過去に同僚の一人が途中の休憩時間こら朝まで寝てしまいクビになったことがあった。気の効いた者はスマホのタイマーをセットして目覚まし時計にしている。
交代勤務をして不規則な睡眠時間の場合、肝臓ガンになる確率が高いらしい。また脂肪肝にもなりやすいそうだ。実際に私も中性脂肪、コレステロールに付いて前回の健康診断で指摘された。それで、喫煙所で歯がボロボロの隣の部署の責任者と話していたのですが、この人は健康診断の結果が返ってきても結果も見ないで通知書の封を切らないまま捨ててしまうのだといいます。理由は良いことは絶対に書いていないので、怖いから見ないのだと言うのです。まるでダチョウが恐怖を感じた時に砂の中に顔を突っ込んで現実を見ないようにしているのと同じようなものではないでしょうか。この人の歯がボロボロで汚い理由がわかったような気がします。
夜勤の通勤
夜勤をやるようになって初めて見たのが点滅する赤信号です。
それまで黄色の点滅信号は見たことがあったのですが、点滅する赤信号は初めて見た時は軽く驚きでした。点滅する赤信号の前で、どうするべきか分からなかったのです。黄色の点滅は通常の信号と同じで「注意」です。赤の点滅は「止まれ」つまり「一旦停止」です。田舎道を深夜、走行していると黄色と赤の点滅信号ばかりです。そして、良く見るのが猫やタヌキの死骸です。クルマに轢かれた礫死体が道路に横たわっていたりします。
今日、初めてタヌキが道路を横切るところに遭遇しました。何か小さな光るものが、道路の前方の下の方で動いていたのです。良く見るとタヌキの眼球でした。ライトに反射して目だけが光るのですね。危うく轢きそうになりました。タヌキは何だか可愛かったです。ひかなかったのが何よりでした。それで夜勤の時の通勤ですが、冬場の雪道が一番怖いですね。
化膿
どうやら頭の後ろの防塵マスクのゴムヒモの当たる部分が化膿したようである。過去にも似たようなことは何回かあった。時には耳の裏側、時にはは顔の鼻の下。原因、理由ははっきりしていて雑菌の付着した手で防塵マスクのゴムヒモの部分に触れたのが、装着した時に身体の皮膚に感染したのである。出来るだけ、コマメに手を洗うようにはしているが、それでも目に見えないバイ菌が皮膚に付着してしまう。夏場は雑菌が繁殖しやすいので、特に注意が必要である。工場勤務、肉体労働を3kとは良く言ったものである。肉体を酷使して給料をもらっているのだ。頭の後ろの鏡で見ないと見えない場所の化膿であるが、かつて処方された抗生剤が残っていたので、それを服用した。マクロライド系の抗生剤、ルリッドである。中途半端に服用すると菌に耐性がつくので完治するまで飲まなければならない。
アレルギー
プラスチックや鉄、アルミニウムの粉塵が舞う不衛生な職場にいると目にアレルギーが出てくる。仕事中は気を張り詰めているので特に感じないが仕事を終えると、まず涙が大量に出てくる。これは目に入ったゴミを洗い流す自浄作用であろう。次にアレルギーの点眼薬を指すのであるが、結局のところ焼け石に水で一時的な効果しかない。思えばメガネではなくコンタクトレンズを使用していたときは、もっと酷かった。しかも、あの当時、使っていたのはワンデイの1日で使い捨てにするものではなく洗浄、煮沸消毒をして使い続けるタイプのものであった。綺麗に洗ったつもりでも汚れが残っていたのであろう、結果として角膜の裏側の細胞を痛めることになってしまった。それ以来、コンタクトレンズではなくメガネを使用している。目に見えないくらいの微粒かもしれないが、工場は人体に有害な物質が大量に飛散する職場なのだ。
膝の半月板
私の前任者である同僚が左の脚を引きずるようにして歩いていた。、どうしたのか?、と問うと膝の半月板の手術をしたのだという。仕事中になったのかと尋ねると口を濁した。、ぶつけてなったのかと、訊くと、捻ったのだ、という。しばらく顔を見ないなと思っていたら一週間ほど駅前の病院に入院していたとのことであった。仮に仕事中にケガをしたのであれば労災になるのではないか。もしかしたら上司と口裏合わせをして会社に迷惑、負担が掛からないように労災隠しをしたのかもしれない。
白い太い鼻毛
タバコを吸うからか、アルミや鉄、プラスチックの粉塵まみれの職場にいるからか、やたらと鼻毛の伸び方が早いのです。しかも一本一本が太いような気がします。
おまけに化学薬品で焼いたかのように色が変色した鼻毛が、鼻腔からはみ出しているときもあるのです。茶色に変色したものや、白髪になったものまであります。最初に白い太い鼻毛を見た時には少しビビりました。粉塵まみれの職場にいると鼻毛までおかしくなるようです。アスベストまみれの職場では、どうなのでしょうか?
工場労働者は髭を剃らない?
工場労働者、特に交代勤務者はヒゲを剃ってこないヤツが多いようです。対人関係が社内的なものだけで顧客等に直接、接することがないからでしょう。
ヒゲを伸ばしているのではありません。剃っていないのです。汚いですね。髭を剃らないのは面倒だからでしょう。正直な話、工場の仕事はヒゲを剃っていなくても、まったく問題ありません。
工場の仕事は所詮、そんなものです。事務所スタッフは、一応全員、ヒゲは剃っているようですが。
交替労働者
交替労働者は虫である。
人以下である。
夜勤に入る時に思う。暗くなったら動き出して活動する。明るくなったら活動をやめて眠りにつく。夜行性の昆虫と同じではないか。虫はサナギから蝶になるが、ワシらはイモムシか。サナダムシ、排泄物に寄生するギョウチュウみたいなものか。
セミは7日の命だという。三交替労働者もまた短命である。今日は、久しぶりにメシの休憩時間が10分であった。仕事のやり方が変わると何かと大変である。エサのようなメシも満足に味わうこともできない。楽しむための食事ではなく死なないための栄養補給。交替勤務者は太陽とともに起き、日没とともに眠る。人として最低限の営みすら、出来ないのだ。
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