夜勤看護師は妊娠しにくい?流産する?

大阪に住むユナです。

私が働いていた勤務先の病院の規模ですが、ベッド数は大体340床、そして患者数は外来をあわせると800人近く、看護師も300名、医師は、100名近くと、市でも非常に大規模の病院でした。
その病院には、内科・心療内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・腎臓内科・小児科・外科・消化器外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・心臓血管外科・救急科・眼科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・放射線科・耳鼻咽喉科・リハビリテーション科・歯科・歯科口腔外科・麻酔科などの多くの科があり、年中無休で、24時間オープンの病院となります。
勤務シフトについてですが、看護師の方は、日勤8:30~17:00まで、そして夜勤16:30~9:00という勤務シフトでした。


2交代制という働き方だったので、一応夜勤明けはお休みという形でしたが、土日などは休むことが出来ませんでした。

休日は月に8回以上と定められていましたが、職場の勉強会などがあり、出勤をしなければならなかったり、急な呼び出しなどもあって、休日出勤をしなければならないケースなどもありましたので、そういった面でも大変でした。
休日は主に、仲の良い友達と遊んだり、ランチなど、美味しいものを食べに行ったり、ショッピングをしにいったりしていました。
しかし、夜勤明けの休みなどは、体力的にしんどいこともあって、体を休めることに居集中していることも多かったです。
体調的にも優れずに、あまり出かけることが出来ないことも多かったです。普段の疲れを癒やすために、自宅で一日寝ていたり、ゆっくりと過ごすことも多かったです。
また、休みの日などを利用して、歯医者や、銀行に行ったりと、こういった普段平日に出来ないような用事を済ませることも多かったです。
普段の病院での私の主な仕事内容ですが、私はこちらの総合病院においての、 産婦人科で、お仕事をしていました。
その仕事内容ですが、妊婦健診における血圧測定や、採血、そして投薬や、必要に応じて悪阻の酷い方に対しての点滴などを行います。
また、分娩や、その他の手術の際には、助産師さんのその介助も行いましたし、帝王切開時には医師の介助など、業務は多岐にわたりました。
また、分娩後には、授乳指導や、新生児の世話なども行いました。その他にも、母親の精神的なケアをする機会も非常に多かったです。
病院の看護師として勤務をしていたときの、給料は大体30万円手取りでいくかどうかという感じの給与でしたが、月によっても手取りの給与が異なりました。
特に、夜勤が少ないときはさらに給与が減ることもありました。夜勤が多くなったときはそれだけ給与もアップしていたと思います。
病院で看護師として、夜勤をしていて、一番イヤなことは、心身ともにきつかったことです。
夜に働くというのはやはりしんどいです。
さらに、総合病院の産婦人科は、夜中であるにも関わらず、緊急事態が発生することが多かったですし、さらに、そういったことが起こることが珍しくありません。

非常にプレッシャーを感じることが多かったです。
また、その病院の産婦人科は、当時、非常に人手不足でした。このため、一人の仕事量が非常に多く、夜は特に緊張を感じることが多く、常に走り回っているということが多かったです。
入院している妊婦さんが多かったり、あるいは出産が重なると非常に忙しくなりました。
こういった点でも、ろくに仮眠を取ることが出来ないような、夜勤が辛かったです。
また、産婦人科の看護師の仕事は、おめでたいことばかりではありません。

時には、夜勤で、流産、死産に立ち会うこともありましたし、場合によっては、子宮摘出など、非常事態になることも多かったですので、こういった時には胸が痛みました。
また、深夜の時間帯は、少人数になりますし、相性の合わない同じ看護師の方と勤務になることも多いですし、さらに、合わない助産師さんの介助をすることもありましたので、そういったときにはプレッシャーを感じましたし、肩身が狭く感じることも多かったです。人間関係においても、辛いことがたくさんありました。
時間が不規則な職業は短命であるという話を聞いたことがありましたが、看護師の場合も本当にそうだと思います。

もちろん、長生きをしている方もたくさんいますし、それ以外にも、現役で60代以上でも働いている看護師の方も居ますが、多くの方が夜勤は、身体的な負担がとても大きいのと、精神的にもプレッシャーが多いことで、どんどん辞めていってしまいました。
夜勤をしていると、肌などがボロボロになってしまいますし、やっぱり体内時計が狂ってしまいますので、休みの日にも調子が悪かったりして、ホルモンバランスが乱れてしまって、病院に受診したこともあります。
続けていたら、体を壊していたかもしれません。
看護師のお仕事は過酷でものすごく体力勝負ですので、夜勤をしていると、短命になってしまうと言うことも分かるような気がしました。

こうして産婦人科で働いていた私ですが、転機になったのは自身が結婚してからのことです。

夜勤をしているとホルモンバランスが崩れるということは知っていましたが、なかなか妊娠しなかったのです。
勤務時間が不規則なので主人との夫婦生活の回数、時間が少ないということもあったかもしれません。

何よりも自身が切迫流産の現場を産婦人科で何回も目にしています。

今までは出産も流産も良くも悪くも他人事でしたが、こうした不妊、流産が自分事として自身に降りかかってきたのです。

私は妊活の第一歩として、交替勤務、夜勤のある病院勤務を辞めることにしました。

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