ブラジル人 中国人 日本人派遣社員


ブラジル人は基本的に日系人であることの証明が出来れば入国して、日本国内で働くことができる。彼らは、バブル時から大量に入国してきた。 入国した後は、Empreiteira(インプリテーラ)と呼ばれる派遣業者に仕事を斡旋してもらう。多くは工場労働の仕事だ。 そこで、働くのだが、気に食わないことがあると次の日から出てこなかったりする。「あ、またか」というのが大方の日本人の反応だろう。 そして給料日になると未払い分の給料だけを、もらいに会社に来るのだが、そこでオーナーと一悶着ある。 勝手にやめたのだから、社長は給料を払わないという。ブラジル人は給料をよこせ,という。 ・・・・・・、社長は日系2世のインプリテーラに電話する。・・・・・ 気に入らないと次の日から来なくなるのは、日本人の派遣も同じだろう。

割り算が出来ないやつ、が普通にいる。他にも昔、刑務所に入っていましたとか、病院から出てきたばかりのヤツもいる。 沖縄等の仕事のない地域から出てきた人は、割とまともだ。(たまに、刺青をした人間もいるが) ここで、ひとつ。。 ブラジル人には転居、転職の自由があるが中国人にはないのだ。中国人は研修生・実習生扱いで来日している。 契約書には3年間、契約先の企業で働きますと明記されている。 契約書にサインして来た以上、絶対に、その会社で3年間働かなければならないのだ。失敗したと思って、帰国したいと考えても途中帰国すると、莫大な違約金を、間に入っている中国の人材派遣業者に支払わなければならないらしい。 私の周囲の中国人の多くは、日本に来てよかったと言っているが、たまに失敗だった、思うほど稼げなかったといったことを漏らす人間もいる。 どうも見ていると若い中国の連中は来てよかったと言っているが、年配の人は、失敗だったと思っているようだ。 后悔(フーハイ)(日本語で言うところの「後悔」の意。)を紙に書いてよこした中国人がいた。年齢は39歳。奥さんとやってきた。子供は祖父母が育てていると言う。 途中帰国したいが、中国に帰ると中国側の派遣業者から違約金を取られるという。 彼らは契約書にサインして来日した時点で、転職の自由は日本ではない。3年間は、辛抱するしかないのだ。 もっとも来日する中国人の多くは若者なので、彼のような后悔(フーハイ)組は、少なくとも私の周りでは少数派だ。たぶん甘い考えで来たのだろう。 大半は来てよかったと言っている。 ブラジル人には転職、転居の自由があるが、中国人にはない。なので中国人のほうが、割りと真剣に仕事をしているように見える。 あくまでも私見だが。

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