親のようには、なりたくない

親のようには、なりたくない。そんなことを考えている人も多いのではないでしょうか?この親は父親のこともあるでしょうし、母親のこともあるでしょう。場合によっては義理の父や母ということもあるかもしれません。うちの場合は特に父親ですかね。彼の存在を見ていると哀しくなります。

彼を簡単に表現するならば「頭が弱い」
ごはん(おこめ)を食べても太らないと本気で信じている。プロ野球、特にジャイアンツが大好き。スポーツはバカを作るための「彼ら」の策略であることを知らない。朝から晩までテレビの前で息を吸って吐くだけ。他に何もすることがない。定年退職を機にパソコンを買ってやったが将棋のゲームしか使えない。メールすらも出来ないくせにスマートホンを買ってくれなどとほざく。

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私の仕事、人生の邪魔をする。それでいて自分は良いことをしていると信じている。日本の国の総理大臣が日本人ではないことを知らない。自民党清和会が大好きだ。念のため言っておきますが、うちの親父は日本人です。ただバカなだけです。

自分の会社を倒産させたくせして、私の事業に口出しをする。会社を潰した人間が偉そうにアドバイスをするな。会社を潰した後に再雇用されて何とか生活をした。

しかし、押しだけは強いので、営業はうまかった。再雇用された会社でも新規で多数の取引先を一人で開拓した。この開拓記録は今でも破られていない。営業ノルマが未達だったことは一度もない。必ず月末になると力技で数字を押し込んできた。なので、いつも自分のことしか言わない。相手の都合はいっさい考えない。これは良し悪しかもしれない。

難しいことを考えるのが苦手であったが、働き者である。60歳で定年退職をして、70歳を過ぎても会社で嘱託扱いではあったが、働き続けた。頭は働かなかったが身体は働いた。嫁(つまりワタシの母親)の前で自分が浮気をした話を自慢気にする。部下が病気をもらったけど、自分はもらわなかったと嬉しそうな顔で話すのである。子供のときに、この光景を見たが、手の施しようがないとは、このことかと思った。ウチの父親は正真正銘である。母親は変態であった。高校生のときには母親の存在が疎ましくて仕方なかった。親父の事業がうまくいかないのを私に八つ当たりした。給料が安いこと、給料が遅配になることまで私にぶつけてきた。高校生の私にどうしろと言うのだ。こんな家族でも縁があったと考えるべきなのか?

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