社内失業からの転職

社内失業と呼ばれる状態があります。早い話が干されているわけです。

中小企業、零細企業には仕事をしない人間に給料を支払う余裕はありませんから、こうした社内失業者を抱えている会社というのは労働組合が、割と強い大手の企業になります。
人によっては、働かないで給料をもらえるのだから最高ではないか!という意見もあるかもしれません。

しかしながら社内失業者の本人はなかなか辛いものがあるでしょう。

一度、社内失業者の人たちが押し込められている部署を覗いたことがあります。

感想としては言い方は悪いかもしれませんが、子供の時に見た発達障害の児童が集められている特別支援養護学級のような感じでした。
みんなが勉強している時にブランコや滑り台で遊んでいるのです。それを見て、彼らは勉強しなくて良いなあ、とは決して思えませんでした。

あるいは動物園の檻に閉じ込められた生き物のような印象です。

社内失業者も似たようなものです。

周りからは陰口、憐れみをもって見られています。

あなたも自分の将来のことを考えたら、今のままで良いわけがないことは理解しているはずです。

間違っても勤務時間中にスマホでゲームをしたりして無駄に時間を浪費するようなことは止めましょう。

会社に在籍したまま転職活動を始めましょう、

新卒、第二新卒で入社したならば、まだ若いはず。

20代、ゆとり世代、あるいは、さとり世代とか言われているのも若い期間だけです。

転職市場では35歳を過ぎると一気に労働力としての価値が下がります。

社内失業 過ごし方

社内失業の過ごし方で前向きなこととして、捉えられているのが資格の勉強です。

しかしながら、会社は仕事をするところであって資格の勉強をする場所ではありません。

学校とは違うのです。

会社の中で(自分の机で)勉強しているところを上司に見つかって、余計に仕事を干されたなんて話も聞きます。

しかも、勉強している資格が会社の業務と関係のあるものなら、まだ言い訳もできますが、関係のない資格であった場合、言い訳だけでも大変です。

社内失業者が社内ホームレスにならないように気をつけましょう。

社内失業 うつ病と転職

精神的に追い詰められて「うつ」になる例もよくあることです。

私が今まで見てきた中で「うまいな」と思ったのが「うつ病になりました」ということで会社に病院の診断書を提出して、しばらく休みます。

その休んでいる間に思い切って転職活動をしてしまうというものです。

在職中ですと、勤務時間に縛られて転職活動は、なかなかやりにくいものですが、診断書を提出して休んでしまえば、かなりやりやすくなります。

あなたも、うつ病になったのであれば診断書を提出して、次の仕事を探してみられてはどうでしょうか?

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