やりたいことを職業に出来なかった
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やりたいことを職業に出来なかったことで、長い間、言いようのない不完全燃焼感に苛まれていた。
自分自身の内なる声、直観がYESと言ったことをやらないで、NOと言ってきたことをやったのである。当然の帰結かもしれない。
ただし、あの当時はああいう「内なる声」が「直観力」であるとは知らなかった。
直観力の存在、使い方というものを正しく?理解出来るようになったのは船井幸雄先生の著書「直感力」の研究を読んでからである。
やはり、あの時に周囲の雑音を無視して、私の脚を引っ張る嘘つきの連中とスッパリ縁を切るできだったのだ。彼等とは遅かれ早かれ縁が切れる運命にあったのだから。
ただし、あの当時は職業、あるいは雇用、経済というものに対しての理解がまったくなかった。
私が本当の意味で経済、あるいは雇用、職業というものについて理解したのは新卒で入った会社を馘首、解雇され、約半年ほどの無職の生活を過ごした後であった。
あのカネはないけど時間だけは、どうしようもない無職の期間に私は経済を学んだ。出来れば経験したくない人生の汚点なのかもしれない。しかし、あそこでの学びがなければ今の私はないはずである。やはり、人生に無駄な経験はひとつもないのであろうか?しかし、夢の叶わなかった人生である。
商売、事業、ビジネス
商売、あるいは事業と呼ばれるものには大なり小なりギャンブル性、バクチ的な要素が含まれる。
儲かるかどうか、利益が出るか、どうかも分からないことを先行投資で行うのである。
場合によっては、この先行投資に銀行融資という借金も使う。事業が上手く行かなければ借金だけが残る。下手をすれば担保に入れた不動産も手放すことになるであろうし、借金の保証人になってもらった人には、まともに顔向け出来ないであろう。
いくら手堅いように見えるビジネスでも設備投資などの先行投資が必要なわけであるから
山師的な素養のある人間でしか、結局、商売を広げていくことは出来ないのではないか。
それが嫌なら、人に使われてヘイコラ頭を下げる生き方をするしかないであろう
商売の詐欺的要素というものについて考察してみることにする。
商売の基本的な方法としては
安く買ったものを高く売る。
安く作ったものを高く売る。
人にカネを貸して金利を取る。
この三つしかない。
これの逆をやると赤字になって事業は破綻してしまう。
なので、全ての職業に於いて上記の方程式は当てはまる。
大学教授は生徒を騙して商売をする。
必要のない教科書を買わせたりするのが、そうである。
医師は患者を騙す。
政治家は有権者を騙す。
職業を持つ全ての人が、互いにゼニを抜きあっているのが、現在だけでなく、過去、未来のシャバである。
我々は互いに自分の職業を通して、お互いに騙しあっているのである。
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