男女共用兼用トイレの職場はイヤだ!

こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。今回のテーマは「男女共用トイレがイヤだ!」です。

男性の方からは、あまり聞かれないのですが、女性の方からは良く、こういう声を聞きます。従業員の数が多い職場であれば「男性用」と「女性用」に分かれているものですが、従業員の数が少ない小規模の事業所ではトイレが男女兼用のことが多いものです。

これは大企業であっても地方の営業所などでは、たまにあることです。会社自体の社員数は多くても事業所の頭数(あたまかず)が少なければ珍しいことではありません。

かつて、私(ジョー)が働いていた小売業は会社全体では100名弱(パート含む)の従業員がいたのですが、ショッピングモールにテナントとして入っている店舗以外は全て男女兼用のトイレでした。

若い女性従業員からは使いにくいという意見があったようですが、どうしようもありません。女性従業員の中には近くのコンビニまで歩いて、トイレを借りる人もいました。

特に評判が悪かったのが「汚物入れ」です。嘘かマコトかは不明ですが、中年男の変態店長がトイレの掃除をするときに回収して持ち帰っているとか、盗撮カメラが設置されているのでは?なんて噂が流れたこともあります。

しかも、信じがたいことに、そのトイレは水洗ではなく汲み取り式のボットン便所だったのです。オーナーからすれば格安の物件だったので、その建物を借りて出店したそうです。月に一回、業者の人が回収に来ます。確か料金は一回、来てもらうのに5000円くらいだったはずです。

それで、外に回収用のマンホールだか、フタみたいのがあるのですが、たまに、この蓋が微妙に外れていることがあるのです。雨の日には、そのフタの隙間から雨水が入り込んだりするのです。

そうすると大変です。あっという間にくみ取りがいっぱいになって溢れてくるのです。
基本的に回収は月に一回なのですが、一週間に一回のペースで来てもらったこともありました。

それで一回、業者に来てもらうごとに5000円を支払うわけです。経費が増えると店長の機嫌が悪くなり、周囲に当たり散らすのです。これで職場の雰囲気が相当、悪くなりました。

また、この男女共同トイレは社員だけではなく、お客さんも使用することがあります。きれいに使ってくれる人ばかりとは限りません。

ある時、明らかに酒に酔った赤い顔のオッサンが「トイレを貸してくれ」と言って店に来ました。そのオッサンが使用した後を見ると洗面台に黄色い吐瀉物があふれていました。

オッサンの吐いた「ゲー」で洗面台の栓が詰まっているのです。仕方なしに私が手を突っ込んで掃除しました。この時のオッサンの顔は今でも覚えています。オッペけぺーみたいな顔でした。(余談かもしれませんが、私はこの小売業を辞めた後、メーカーに転職します。そこで、このオッペけぺーが派遣社員として入ってきました。ケジメを取りに行ったことは言うまでもありません)

また、このトイレはバックヤード(資材置き場)の裏にあったのですが、バックヤード奥には店舗の売り上げを保管する金庫が置いてある事務所があります。銀行が閉まっている土日や祝日、五月の連休などには結構な金額の売り上げが保管されていました。

それで、レジを締めて売り上げの集計をする時には、件の変態店長がお客さんが入って来ないように「トイレ しようきんし」と小学生のような汚いひらがなで貼り紙をしていました。

結論から言うと、この小売店舗はライバル店の出店攻勢に合い閉鎖されました。今どき、こんな汚い便所では客からもバカにされて当然でしょう。

その後、ライバル店を見に行ったら、やはり綺麗なトイレで男女が分かれたタイプのものでした。女性の立場からすれば、やはり男女共用トイレは気持ちの悪いものでしょう。 ましてや便所掃除までやらされたら、たまったものではありません。便器に張り付いたオッサンの陰毛の掃除なんてやってられませんよね。

↓トイレが男女共用でない会社に転職↓

最悪「トイレにドアがなくカーテンで仕切ってあるだけ」1週間で退職した女性

https://news.livedoor.com/article/detail/23897080/

職場環境が整備されていないと辞めたくなることもある。特にトイレはある程度しっかりした設備がほしいところだ。福井県の40代後半女性(医療/正社員/年収200万円)は

「普通トイレというと、ドアがありますよね。この会社はトイレにドアがなくカーテンで仕切ってあるだけ」

と衝撃的な環境で働いていたことがあるという。

「カーテン1枚って、赤の他人が目の前にいて、その人が見ている前で用を足す感じ」

わずか1週間で看護の仕事を辞めたという女性。退職の決め手となったのはまさかの「トイレ」だった。

「それに変な決まりがあり、トイレのカーテンは常に締めておく。トイレにドアがないから、ノックも出来ない為、誰が入っているか分からない。トイレに行くたびに落ち着きませんでした」

こんなことでストレスを感じ続けていては長くは働けない。

退職に後悔はないようで、

「このトイレを普通に使っている他の職員の気がしれませんでした。私はそれが嫌ですぐに辞めました」「トイレはやっぱりキチンとしたドアのある個室じゃないと落ち着いて用も足せない。カーテン1枚って、赤の他人が目の前にいて、その人が見ている前で用を足す感じがする。それには耐えられない」

と綴った。

職場のトイレ、男女共用1つだけ容認 反対コメント多数でも省令改正

https://news.livedoor.com/article/detail/21010081/

 職場のトイレは「男女別々」と定めてきた規則について、厚生労働省が従業員10人以内なら「共用1個」でよいとする例外規定を設けることを決めた。

 住居用マンションを事務所として使う例も多い現実に規則を合わせる形だ。だが働く環境の劣化につながらないか、心配する声もある。

 厚労省が所管する「事務所衛生基準規則」は、トイレは従業員数にかかわらず「男性用と女性用に区別すること」と定める。だが実際はマンションの一室などが使われ共用トイレだけのケースも多い。このルールは約50年前から変わらず罰金もあるが、ほぼ適用されていないとみられる。

 そこで、男女別を原則とするものの、従業員10人以内なら個室の共用トイレ1個でも認める省令改正案がまとめられ、厚労省の審議会が11日承認した。12月上旬に公布される予定だ。

 ただ、パブリックコメントには1500件以上の意見が寄せられ、「女性専用トイレを廃止するべきでない」などとする反対が多数を占めた。この日の審議会でも委員から「職場環境の後退につなげてはいけない」との指摘が出た。

 厚労省は「(共用1個でよいのは)マンションの一室などで構造上増設できない場合などの例外だ。その趣旨からの逸脱がないように業界団体などに通達し、SNSなどで周知も進める」と説明している。

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