転職,退職、次を決めてから辞める
再就職の決め手は何? ハローワーク, 無職, 辞表, 離職手続き
転職の際には次の就職先を見つけてからの方が良いと言われています。
本当にそうでしょうか?
私(ジョー)は過去に次の転職先を決めずに辞めたこともありますし、決めてから退職したこともあります。これは、それぞれ一長一短あります。あくまでも個人的な感想、体験談ですが。。。
次の転職先を決めずに辞めるメリット
目次
@職業訓練を受けて資格取得することが出来る。行政のオカネを使って資格を取得させてもらえるのです。こんな良い話はありません。
@時間があるので転職活動に集中できる。働きながら次の職場を探すとなると時間の制約が、どうしてもついて回ります。「何月何日の何時に面接します」と言われても在職中の場合、時間の都合がつきにくい状況も多いものです。また、仮に採用通知をもらった場合でも、在職中の場合、「いつから出社可能ですか?」と訊かれたときに、あまりにも先のばしをすると採用先の企業からは良い顔をされません。しかしながら、既に無職の場合、自信を持って「いつからでも、明日からでも」と返答することが出来ます。
@自分を見直す。人生を振り返る時間がある。
@理由はなぜか分かりませんが、何も決めずに「辞表」を提出するのは、とても気持ち良かったです。「泳げたいやきくん」が海に飛び込んだような爽快な心境と言っても良いかもしれません。これから先は、自分は何にでもなれる!と思いました。
次の転職先を決めずに辞めるデメリット
@健康保険がないので病院に行けない。仮に通院したとしても高額な医療費がかかる。特に気を付けたいのが歯科治療です。辞表を出す前に、一回、歯医者に行って検査だけでもしてもらいましょう。歯科治療の場合、一回の通院で終わることなく、複数回も通わなければなりません。無職の間に虫歯になったら最悪です。
@収入がなくなる。いくら失業保険があるといっても未来永劫もらえるわけではありません。また自己都合退職の場合、実際の給付までに三か月ほど時間があきます。
@社会的な信用がなくなる。無職の場合、銀行ローン、クレジットカードの審査、アパート、マンションの賃貸契約などが難しくなります。また結婚を考えている場合、相手の家族から反対される可能性も高くなります。
次の転職先を決めて辞めるメリット
@精神衛生上良いです。次が保障されている場合、無職・無収入になるという不安からは無縁です。有給休暇の消化も安心して出来ます。長期の旅行に行くのも良いかもしれません。
次の転職先を決めて辞めるデメリット
上記の次の転職先を決めずに辞めるメリットの反対で、転職活動に集中することが出来ません。「辞めたいな」と思いながら仕事をしていると普段、何げなくこなしている日常業務でも些細な失敗をしたりするものです。
そして、その失敗を理由に叱責されると、ますますイヤになって辞めたくなる。悪循環、負のスパイラルです。
次の転職先を決めずに辞める 個人的な体験談
私(ジョー)が、まだ20代前半のときでした。新卒で入社した会社で営業の仕事が合わなかったので3年ほどで退職しました。
それで、退社手続きが完了したら、公共職業安定所、ハローワークで離職手続きをしなければなりません。離職票をもらい失業保険、その他の書類を書かなければならないわけです。
しかしながら、私の住んでいた地域のハローワークは、なんと辞めた会社の隣に建っていたのです。ハローワークに入るところを、かつての同僚たちに何回か目撃されました。あまり後味の良いものではありませんでした。中には指を差して笑うものもいました。
在籍していた会社の人間に見られたくなくて、求人票を見るために、わざわざ電車やクルマで1時間ほどかけて、隣の街のハローワークに行ったこともありました。
今、思えばずいぶんと無駄なことをしたものです。電車賃やクルマのガソリン代を無駄にしたようなものでした。
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