HOYA 熊本工場 閉鎖 希望退職
HOYAの熊本工場の閉鎖が発表されました。生産を中止するアイテムについては韓国、台湾の製造拠点に移管するということです。人為的に引き起こされた地震災害によって、日本の雇用がまたひとつ失われることになりました。
従業員約140人は配置転換や希望退職を視野にいれた対応をするということですが、まさに被災された方にしてみれば、踏んだり蹴ったりではないですか。従業員の人は安定した会社に入ったつもりだったのかもしれませんが、全然安定していませんでしたね。
当然、職場だけでなく自宅も被災したはずです。自宅も倒壊、会社も希望退職、解雇ということになれば、泣きっ面にハチどころではありません。
会社では、配置転換もあるということですが、いったい何処に飛ばされるか分かったものではりません。場合によっては言葉の通じない外国への異動もあるかもしれません。
しかし、実際問題として家庭の事情(子供の学校、親の介護)などがあれば、日本国内の異動ですら転勤も難しいのではないでしょうか?
また、家を購入、建ててしまった場合、自宅が倒壊したといっても土地は残るわけです。もし、転勤に応じるのであれば、自宅を処分することも検討しなければならないのではないでしょうか。住宅ローンが残っていたりしたら、ローンの返済問題も頭が痛いところかもしれません。保険で対応出来れば良いのでしょうが、うまくいかない場合もあるかもしれません。
しかしながら、思い入れのある土地を手放すことに抵抗のある人も多いでしょう。
そうなれば必然的に希望退職に応じて、再就職を探すしか現実的な選択肢はないのではないでしょうか?
今後、出来る対応としては労働組合に頑張ってもらって退職金を少しでも多くもらえるように交渉することくらいしか出来ないかもしれません。
再就職先を探すなら、早めに動き出しましょう。
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