夜勤の看護師とステルベン

管理人のジョーです。埼玉県のミナさんの体験談です。

私が以前看護師として勤務していた病院は、病棟が1病棟のみで、あとは透析センターがあります。
病棟の病床数は50床、医師は8名程(非常勤の方もいらっしゃいました)、病棟看護師は30~40名程でした。
透析がメインではありましたがその他にも内科、循環器科などがあり、入院患者様も様々な疾患の方がいらっしゃいました。 
勤務体制は三交代でした。日勤は9時から始まり17時に終了、準夜勤は17時から翌日の1時、深夜勤は1時から9時までの勤務となっていました。
週休2日、年間休日110日、リフレッシュ休暇などはなく有給休暇も「人手不足」を理由に思うようにつけてもらうことができませんでした。
どうしても有給休暇がほしいときには師長さんにお願いしていただくのですが、「○○さんにはあげてないのにあなたばかりにあげることはちょっと」と言われながら、休みをどうにかいただくといった感じでよほどのことがない限りは、その月の全体のシフト人数を見てから大丈夫そうな日をみつけて有給をつけてもらってどうにか有給を消化していくといった状態でした。
友人で総合病院に勤めている方は、師長さんがスタッフ全体にまんべんなく有給をつけてくれるらしく、そこは個人病院と総合病院の違いかなと思いました。 


夜勤明けの休日が多かったので、準夜勤明けは正午まで寝て、午後から起きて活動するといった感じでした。

活動といっても、友達とランチをしたり、公園にいってランニングする程度です。

20歳代前半のころは夜勤明けでも朝早く起きて友達と遠出をしたり、スケジュールを詰め込んでいましたが、20代後半になると夜勤明けの疲れが少し休んだだけでは解消されなくなってきたので、休日の活動量が明らかに減ってきました。

しかし、同じ職場の同期は年齢に関係なく、夜勤あけでも朝から新幹線に乗り、東京まで行き、好きな芸能人のライブにくりだすというアクティブな方もいるので、休日の過ごし方は年齢に関係なく人それぞれです。

私の普段の業務内容は、病棟看護師なので、入院中の患者様の身の回りの介助及び治療・検査の援助を行ったいました。

透析センターもあるため、入院されている透析患者様の看護も行っていました。

透析センターに患者様を出療して、透析が終われば病室までお連れするためとても忙しく、あっという間に1日が終わります。

忙しくて患者様に笑顔で接することができないこともありましたが、やはり患者様の「ありがとう」の一言は絶大で、忙しさに振り回されていた自分の感情がすーっと穏やかになり、自然と笑顔になれるという体験は、本当にかけがえのないものでした。

しかしながらステルベンの現場に立ち会うのは本当にイヤなものでした。
ステルベンに運悪く当たってしまうと、しばらく食事ものどを通らなかったりします。
もっとも、これは夜勤のときだけでなく日勤のときでも、入院施設のある病院ならば普通にあることなのかもしれませんが。

⇒看護師の転職 詳細はこちら

error: Content is protected !!
PAGE TOP ↑