清掃員を辞めたい
こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。今回のテーマは「清掃員の仕事」です。清掃員と一言でいってもホテルなどの「客室清掃」や病院の掃除業務、ショッピングセンター、工場やビルの清掃員など、いろいろあります。
今回は、工場の清掃をしている人の体験談が寄せられたので、ご紹介します。まず、基本的な雇用条件ですが、工場を運営している会社の正社員ではなく「派遣、アウトソーシング」です。
ショッピングモールと同じくらいの広さの敷地を持つ工場のトイレ、食堂の床を掃除することが仕事です。賃金は最低賃金に毛の生えた程度だと伺いました。
それで、一番腹が立つのがトイレの掃除をしているときに発見する。便器からのはみ出しだと言います。なかには、わざとではないかと思えるくらいに大きくはみ出した状態のものがあるというのです。
女子トイレでは、そのようなことはあまり見かけないのですが、男子便所、特に交替勤務をしている棟で、このような「大」の便器からのはみ出しが散見されるというのです。
特に正社員ではなく派遣社員比率の高い職場では基本的なモラルも守られていないといいます。日勤しか稼働していない棟では、それほど酷い汚れ方はしていないといいます。
派遣社員の人は職場での定着率も悪く、契約が切れたら、あるいは契約が切れていなくてもドロンする人が多いといいます。地元の人間は少なく、多くの場合、派遣会社の用意した寮という名の「タコ部屋」に閉じ込められています。人間的にも問題のある人が多く「最近、顔を見ないな」と思ったら「自転車泥棒」とか「下着泥棒」で新聞沙汰になり懲戒解雇された人もいました。遠方から来た場合、やはり「旅の恥はかき捨て」なのでしょうか?
もっとも、清掃員であるこちらも「派遣、アウトソーシング」なので偉そうなことは言えないのですが。
それにしても、「大」の便器からはみ出した人間の排泄物を処理していると悲しくなります。まず、はみ出した「大」にトイレットペーパーを当てて水に流してしまいます。次にモップ掛けです。説明していて気持ち悪くなってきたので、この辺にしておきます。
ホテルなどの客室清掃ならば、ここまで酷い汚れ方もしていないのではないでしょうか?
それで、良く聞く話にトイレを掃除すると金運が良くなるというものがあります。この話を聞いた時に思ったのですが、だったら掃除のオバチャンは、みんな金持ちになっていないとおかしいのではないか、ということです。
あなたも、そう思いませんか?
しかしながら駅やショッピングセンターで掃除をしているオバチャンにカネを持っていそうな人間はいません。皆、仕方なく掃除の仕事をしています、という顔をしているものです。つまり、このトイレの掃除をすることで金持ちになれるという話はウソであるということです。
この話は家の中、部屋の中を掃除すると金運が良くなるという意味で理解するべきものではないでしょうか。そういう意味なら納得できるのですが。絶対に「金持ちになれない仕事」からは転職するのもひとつの方法かもしれませんね。
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