見て見ぬふりで仕事をする
夜勤に入る前に食事の後、仮眠を取っていました。22時くらいに起きて携帯の電源を入れるとコワモテ上司より20時くらいに着信あり。ラインで前班の担当者が体調不良を訴えて帰宅したとの連絡がありました。欠員対応で早く出勤できないかとの打診でした。また携帯は常に電源を入れておけとのことでした。
スマホの電磁波は身体に悪いと聞いたことがあるので寝る時は電源を落とすことにしている。また変な電話もかかってくるのです。私は煩わしいので寝るときは携帯の電源を落としてから眠るのですがマナーモードか、音量を落として電源を入れておけということでした。
急に帰宅した同僚はもともと大腸に持病を持っています。もしかしたら最悪の場合、入院する可能性もあります。そうなった場合、ただでさえ欠員しているのに、どうやって対応するのでしょうか。しばらくしてから、欠勤者の対応による変更を記載した勤務シフト表が発表されました。
結果は前班、3時間残業、後班3時間残業で対応するというものです。ひとつの勤務シフトでは8時間労働が基本です。これでは2時間ものあいだ、人間、作業者がいないことになります。それで回る段取りにしてくれと管理職は言うのですが、それで回らないことは、この上司も重々、承知しているのです。自主的に更に一時間残業していくように仕向けているのだ。
結局、事務所の上司は見て見ぬ振りをしています。 結局、みんな自分の給料が出ていれば、それ以上は何も言わない人たちなのでしょう。事務所はバックヤード、間接部門のはずである。利益を生み出しているのは現場である。しかしながら社内的には事務所スタッフの方が格上とされている。
それで、しばらく前に体調不良を訴えて早退した同僚であるが、結局、腸炎で一週間の入院という連絡が入って来ました。
彼がかつてクロム病で入院した時は一週間の入院予定が2カ月に延長されました。今回の入院も7日間の予定ですが2年くらいに延びたとしても、何の不思議もありません。彼が入院したことで更に一人欠員が増えたことになります。
彼が職場復帰するまで前班と後班の担当者が、それぞれ4時間残業で欠員対応する形になります。夜勤なんかただでさえ身体が酷いのに、考えただけで気が滅入ります。こうなってくると感覚として一日の時間が18時間とか27時間のような気がしてきます。
それで、実際の夜勤の4時間残業の勤務シフトですが、22時、家を出る。23時出勤、タイムカードを通す。1時間サービス残業。0時より作業開始。ラジオ体操で作業開始の合図となります。
日勤の時の会社の全体朝礼ではラジオ体操の音楽は社内に設置されたスピーカーで流される。夜勤の時は中国製の安物のラジオのCDを再生して音楽が流される。ラジオから流れる音楽に合わせて行うからラジオ体操かと妙に納得したものです。
それで後任に引き継ぎをして、13時5分、勤務終了。病欠対応で、こんな残業を数日も続ければ、逆にこちらが病気になってしまう。あほみたい。それで夜勤上がりの日に、ふと思ったのですが、夜勤の4時間残業の時は一日に2時間くらいしか眠ることが出来ない。
それでも仕事上がりの日にはyoutubeなどの動画を見て、酒を浴びるほど飲んでからでないと寝付けない。日勤のときと生活パターンは同じである。ちなみに夜勤シフトで3時間の遅刻をしてきた元係長、現ヒラ社員。元部下の現在の上司に頭突きをされていた。
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