始末書を書いてクビ?
こんにちは。管理人の転職王子、ヤメタイジョーです。今回は「始末書を書いてクビ?」というテーマです。
あれは大雪の降った夜でした。仕事が終わり、夕方、帰宅のためクルマに乗り込み、エンジンをかけました。
案の定というか、やっぱりというか、フロントガラスがカチカチに凍った雪で前が見えません。
こういうときは通常、除雪用のワイパーでフロントガラスを除雪してからでないと運転できません。前の視界が見えないわけですから。
しかしながら、エンジンをしばらくかけて、車内があったまると自然とクルマに積もった雪も融けるものです。
また、フロントガラスに水をかけると雪が融けやすくなります。雪は固体なので摂氏0度以下ですが、水は液体なので、0度以上だからです。
余談かもしれませんが、冬場は稀に会社でも水道が凍ることがあります。
水道が凍った時の便所は悲惨です。水が流れないので「大」が便器に放置されていたりします。このまま春まで待つしかないのか?なんて時もあります。
話を戻します。
私は会社の駐車場で水道のある場所までクルマを移動させようと、ゆっくり動かした「つもり」でした。前は見えていません。
しばらく運転していると「ドカン」という音がしました。嫌な予感がしました。
クルマを降りて確認してみると、会社の建物の壁に凹みがついています。
幸いなことに?私のクルマの方は、ほぼ無傷です。
行き過ぎて会社の建物の壁にクルマをぶつけてしまったようなのです。
一応、翌日には上長に報告しました。
あの時、上司は怒り狂って、しばらく何も話してくれませんでした。
しかも、その建物は自社物件ではなく賃貸物件だったのです。家主と何らかの話し合いが必要になるとのことでした。
進退伺いを提出してみようかと先輩に相談したものでした。
その後、再発防止策を含めた始末書を書かされました。クビになるのかなー、なんて不安を感じながら書きました。
この怒り狂った上司は、偶然にも、この後すぐに人事異動で他所の部署へ異動になりました。聞くところに社内政治、派閥争いに負けて左遷されたらしいのです。
仕事の業績、実績の数字に問題がなくても、左遷ってあるのですね。
それで、仕事で大失態を演じたにもに関わらず、始末書一枚でケリがついた形になりました。
結果としてはクビにはならなかったのですが、それが良かったのか、悪かったのか、今となっては何とも言えません。
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