食品工場を辞めたい

管理人のジョーです。今回は大阪府にお住まいの40代の男性、ゼンさんの食品工場での体験談を紹介させていただきます。

私の勤務先はバイトや派遣社員の方を加えて1000人弱の食品製造業です。

私の給料は37万円程度で、ボーナスは年間通して70万円程度です。私は高卒採用であり、勤続24年となります。
私は平社員で部下はおりません。私の上司は、部下の仕事に対してあまり興味のない方です。
もちろん個々の仕事に対してある意味任せていると考えることもできますが、問題が生じた場合、周りとの連携が必要なときでも対処のしようがなく、非常に業務が滞る場合が多々あります。
私が仕事を辞めたいと思ったきっかけですが、仕事が忙しいこともあったのですがそれ以上に人間関係がうまくいっておらず仕事が進まなくなったことが一番の原因でした。
私の仕事は、食品の製造に対して品質不良を調査し改善を促す仕事です。

製造している食品についてですが、イオンやコンビニなどに納入する弁当を主に作っております。

品質不良は毎回出てきます。 そのため、製造ロスを軽減すべく対策を取る必要があるのですが、それでも対策を取る上で周囲の方の協力が必要不可欠となっております。
以前も品質不良で原因を追究すべく製造現場で検証を行っとりました。
私は原因をある程度絞込み、その原因を追究すべくさらに現場でのラインを止めていただきたいと説明したのです。
製造の課長さんは快く了承してくれたのですが、製造現場ではそのことに対して快く了承をしてくれなかったのです。
そして私は誠意をもってこのまま進めると製造ロスが大きくなり、利益の低下を招く旨を説明したのです。
しかし、製造現場ではラインを止めることで目標数量が達成できずに残業となるためそのことを懸念してこちらの要望を聞いてくれなかったのです。
私は憤りを感じつつも、理解をして欲しいと伝えたのです。しかし、製造現場の方はなかなか生産を止めてくれません。

しょうがなく、私は製造の課長さんにお願いし、トップダウンで指示をしていただきました。

そしてしぶしぶラインを止めてもらったのですが、ラインを検証するに当たり、ラインの隅々を確認するにはラインに詳しい製造の方の協力が必要となります。
そしてその点に関しても協力を仰いだのですが、まったく非協力的で私は途方にくれてしまいました。
会社にとって重要な製品にもかかわらず、現場の協力がいただけないことに対して憤りを感じつつ、自分の人望のなさにもあきれ返っておりました。
もちろんこれは私の責任であり、自分自身の弱さ、人望のなさであると思っております。

そしてそういった人間である私がこのままこの仕事に携わっていても会社にとってはロスが大きいのではないだろうかと考えるようになっておりました。
私はこの会社に自分の居場所はないと感じていたのです。
もちろん仕事を放棄して移動をお願いすることも可能なのですが、こんな私が異動できるような職場はありません。
私は自分の心身が徐々に壊れていくような感じで現在働いております。自分で解決策を見つけない限り、この会社で仕事を続けていくことは難しいと自分でも理解しております。

そして、その解決策は、そんな簡単に見つかるものではないでしょう。

結局、転職するしかないのでしょう。