引きこもり・ニートの就職、仕事探し

会社の先輩の息子さんがニート引きこもり?になりました。地元の高校を卒業後、親のコネで知人の会社に縁故採用してもらったそうです。学校からの斡旋の就職は、どこにも決まりませんでした。その程度の実力しか持ち合わせていなかったと考えて良いでしょう。

高卒での採用は珍しい会社でしたが、何とか無理してお願いして就職させてもらったようです。この息子さんの長男は非常におとなしいタイプの人で口数も少なく、友人も少なく、家ではゲームをするか、犬と遊ぶくらいのことしかしない子供でした。

何とか、会社には出社していたらしいのですが、会社でも浮いた存在で周囲には、どうも馴染めなかったようです。仕事は一応、それなりに、こなしてはいました。性格的にも学歴的にも営業は出来ないことは明らかだったので内勤での採用でした。

しかし、一度、仕事で失敗をしたことをきっかけに上司に怒鳴られてからは、会社にも行かなくなりました。

朝になっても布団からは出てこないのです。立派な引きこもり、ニートの誕生です。会社に行かない間は、ずっとゲームをしています。

会社に欠勤を伝える旨の電話をかけて、その後は、ずーっとゲームです。会社の人間も別に出社してもらわなくても構わないという考えなので会社側の業務に支障はありません。

このまま行けば退社に追い込まれることは、明らかでした。程なくして会社にはいられなくなり退社の運びとなりました。


親としても心配です。しかしながら、この長男の下には弟が二人います。長男にだけ手を煩わせているわけにはいきません。

結論から言うと、この引きこもり、ニートの長男は工場での軽作業(ピッキング等)の仕事をすることで何とか引きこもり、ニートから脱出しました。

家で弟たちからバカにされることがこたえたようです。弟二人から、「兄貴、いったい毎日、何をしてるんだ」ということを言われて、働く決意をしたということでした。

この長男の性格からいうと営業などの人と接する仕事は無理です。しかしながら、別にバカではないので一般的な作業なら、問題なくできます。

工場での仕事は自分の業務をこなしていれば誰からも文句は出ないので、彼にとっては許容範囲の仕事のようです。対人関係に自信がないなら、工場での作業から始めてみるのも悪くはないでしょう。

いきなり正社員の仕事を探すことをする必要はありません。 (無論、そちらの方が良いのでしょうが)最初は派遣社員で就職して後に正社員にしてもらうという方法もあります。実際、彼は2年ほどで正社員にしてもらいました。ボーナスも出るし、有給休暇もあります。

⇒工場での軽作業求人に応募する

若いうちなら可能性は十分あります。諦めずに行きましょう!

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