測量会社の激務

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こんにちは、管理人のヤメタイジョーです。
最近、私の職場に新しい人が入ることになりました。
前職は測量会社に勤務していたといいます。

仕事は基本的にすべて出張だそうです。

測量をする場所は、県外の雪国の山奥である。
街中の市街地ではなく、山を潰して宅地開発をする予定の住宅メーカーのために、測量するのが仕事だという。

山奥ですから夏は虫がひどい。
冬場は雪が酷かったとのことです。

しかも、山奥ですから、まともなホテルがないので宿泊先は社用車のバンの中で寝泊まりするというのです。

クルマの中で毛布にくるまって寝ていても、疲れは取れない。寝つけない。
当然、風呂にも入れない。

夏場は、結構、作業員全員が汗臭かったといいます。男くさい職場ですね。

食事についてもカップラーメンやレトルトばかりを食べなければならない状況で、まともな食事など望むべくもなかったということです。。

聞いただけで不健康そうな食事内容です。

おまけにクルマの中ですから、冬場は凍える寒さで、まともに寝ることもできない。

夏場は夏場でクルマの窓を開けると、見たこともないような巨大な昆虫が入ってきて皮膚から血を吸っていく。

色鮮やかな昆虫は、それはそれは、気持ち悪かったということです

夏場はエアコンも扇風機もない山奥で、汗だくになって崖や谷間の測量をする。
山の中に道があれば良い方で、多くの場合、人が通る道すらもない場所を測量しなければならない。

動物が通った跡を見るとクマに襲われるのではないかと不安になったと言います。

けもの道ですね。
人が通る道路があれば、わざわざ測量の必要もありません。

冬場は雪に埋もれた場所を測量しなければならないので、除雪作業をしながら仕事をすることも、しばしばだったといいます。
「まるで自衛隊員の仕事のようだった」とは本人の弁です。

若いうちなら体力もありますが、これからトシをとった時に果たしてどうなるのか？と考えた時に、漠然とした不安を抱えたといいます。

それで親の介護を理由にして会社を辞めたということでした。人にはいろんな事情があるし、世の中にはいろんな仕事があるものですね。